宗教 道元|曹洞宗,只管打坐,「自己をわするるなり」 道元 道元は日本曹洞宗の開祖。主著は『正法限蔵』。『正法眼蔵随聞記』(弟子である懐奘が道元の言葉をまとめた。)栄西の影響を受けつつも、公案をせずに、ひたすら坐裨にいそしむ只管打坐を悟りへの唯一の道(正門・聖道門)であるとし、心身ともに... 2018.04.17 宗教日本史日本思想
宗教 荻生徂徠|古文辞学,先王の道と経世済民 荻生徂徠 荻生徂徠は江戸中期に活躍した儒学者で、古文辞学の創始者。幕政にも影響を与えた。主著は『弁道』・『弁名』『政談放』。当初は、朱子学を学んだものの、朱子学の間違いは四書五経の誤読にあるとして、それらを克服する独自の学問体系として... 2018.04.21 宗教日本史日本思想
日本史 中江兆民|東洋のルソー,日本に哲学なし,自由民権運動 中江兆民 中江兆民は明治の啓蒙思想家・政治家である。主著『三醉人経綸問答』、『一年有半』、『続一年有半』である。フランスで市民革命の思想的柱となった思想家ルソーの影響を受け、フランス流の急進的民権論を説いて、東洋のルソーと称された。中... 2018.04.29 日本史日本思想
宗教 法然|浄土宗,専修念仏,ただ一心に念仏するべき 法然 法然(1133~1212)は浄土宗の開祖で源空と称す。主著は『選択本願念仏集』『一枚起請文』『和語燈録』。法然は旧来の仏教の枠を超え、いかにして個人の魂の安らぎが得られるかを探究した人物である。それまでの仏教は鎮護国家や現世利益... 2018.04.15 宗教日本史日本思想
日本史 木下順庵|江戸前期の儒学者。新井白石,室鳩巣,雨森芳洲を輩出 木下順庵 木下順庵は、江戸前期の儒者。藤原惺窩の門人である松永尺五に学び、家塾雉塾を開く。加賀藩に出仕した後、1682年に将軍徳川綱吉の侍講となった。新井白石、室鳩巣、雨森芳洲など多くの逸材を輩出した。 2018.04.16 日本史日本思想
政治 十七条憲法(憲法十七条)|「和を貴しとし」,聖徳太子 十七条憲法(憲法十七条) 十七条憲法とは、604年、聖徳太子により制定されたと伝えられる日本最古の成文法である。今日の憲法とは異なり、中国をベースとした統一国家を目標に各地の豪族たちも含めて新国家の理想的官僚像を訓示したもので、厳密に... 2018.04.14 政治日本史日本思想
中国思想 知行合ー|倫理,ソクラテス,王陽明,中江藤樹 知行合ー 知行合ーとは、知っていることと行動が同じであるという考え方。主に心理学や哲学で語られる。古代ギリシアの哲学者ソクラテスとは、魂(プシュケー)のそなえるべき徳が何かを知れば、徳についての知識に基づいて誰でも正しい生き方へと導か... 2017.08.27 中国思想哲学日本思想
宗教 浄土教|南無阿弥陀仏,西方極楽浄土,浄土信仰 浄土教 浄土教とは、念仏を唱えることによって、死んだ後に極楽浄土へと往生する教えである。また、浄土とは、悟りを完成した仏の国土、清情な理想の世界のことをいう。大乗仏教において、浄土を求める信仰が説かれた。諸仏により各種の浄土があるが、... 2018.04.15 宗教日本史日本思想
人文科学 三木清|哲学と思想,日本における歴史哲学の開拓者,構想力 三木清 三木清は大正・昭和期の哲学者。主著『パスカルにおける人間の研究』、『歴史哲学』、『人生論ノート』。 三木清は、兵庫県出身。、京都帝国大学の文学部哲学科に入学し、西田幾多郎の下で学ぶ。ドイツに留学後、日本に帰国し法政大学の教授... 2018.05.01 人文科学哲学日本史日本思想
日本史 大和朝廷|日本の統一と朝鮮進出への挫折,日本任那 大和朝廷 1世紀前後、邪馬台国に象徴されるように多数の小国への統一の歴史的な流れがあったようにおもわれるが、邪馬台国以降、5世紀の倭の五王の遣使に至るまで、日本のことは中国の史書に記載されておらず、その過程の文献資料は存在しない。しか... 2018.06.06 日本史日本思想