日本思想

人文科学

平田篤胤|復古神道,御国魂をまげず忘れず修めととのえて

平田篤胤平田篤胤(1776~1843)は、江戸時代末期の国学者である。主著『霊能真柱まもの』、『古道大意』、『古史伝』。賀茂真淵は本居宣長のような実証的方法で日本古来の思想を解明する姿勢とは異なり、日本古来の道を神の道とし、宗教化・神学化を...
宗教

栄西|臨済宗,公案と禅問答,不立文字,茶

栄西栄西(1141~1215)平安時代末期から鎌倉時代初期の僧。日本臨済宗の開祖。主著『興禅護国論』、『喫茶養生記』。当初は、比叡山で天台宗を学んだ。2度目の入宋のときに臨済禅を学び、帰国後、天台宗の内部で禅定を強調し、禅宗の布教につとめて...
政治

崇仏論争(崇仏廃仏論争)|蘇我氏と物部氏・中臣氏

崇仏論争(崇仏廃仏論争)崇仏論争(崇仏廃仏論争)とは、もともと土着の宗教観をもっていた日本に552年あるいは538年に、仏教が伝わり、信仰の対象となってきた。それにともない、仏教の受容を主張する蘇我氏と、それに反対する物部氏・中臣氏のあいだ...
宗教

日蓮|日蓮宗,法華経,われ日本の柱とならん

日蓮日蓮は、日蓮宗(法華宗)の開祖。主著は『開目抄(かいもくしょう)』『立正安国論』『観心本尊抄』『守護国家論』。日蓮は天台宗の教えを踏襲しており、『法華経』を重んじ、特に、仏の教えは一つですベての人は仏となり得るという一乗思想と永遠の生命...
宗教

一遍|時宗,生ぜしもひとりなり、死するもひとりなり

一遍一遍は鎌倉時代の僧で時宗の開祖。遊行上人、捨て聖とも呼ばれた。浄土教の系譜としては、空也(市聖)につながる。法然や親鸞よりも名号(仏・菩薩の名・称号のこと)そのものを強く真の実在としている点に特色があり、歌い踊りながらの念仏はより庶民的...
宗教

空海(弘法大師)|真言宗の開祖,密教,大日如来,即身成仏

空海空海(774~835年)は真言宗の開祖。主著『即身成仏義』『十往心論』『三教指帰』『性霊集』。最澄とともに平安仏教を代表する仏僧で弘法大師と呼ばれる。讃岐国郡(現在の香川県善通寺市)に郡司の子として生まれる。15歳のとき上京し、『論語』...
日本史

高野長英|江戸時代末期の洋学者・医学者

高野長英 たかのちょうえい高野長英(1804~50)は江戸時代末期の洋学者。長崎でシーボルトに医学・洋学を学び、江戸で開業。のちに渡辺崋山らと西洋研究グループ尚歯会(蛮社)を設立した。陸奥国(岩手県)水沢で生まれ、仙台藩水沢領主の侍医であっ...
人文科学

三木清|哲学と思想,日本における歴史哲学の開拓者,構想力

三木清三木清は大正・昭和期の哲学者。主著『パスカルにおける人間の研究』、『歴史哲学』、『人生論ノート』。三木清は、兵庫県出身。、京都帝国大学の文学部哲学科に入学し、西田幾多郎の下で学ぶ。ドイツに留学後、日本に帰国し法政大学の教授となりマルク...
中国思想

知行合ー|倫理,ソクラテス,王陽明,中江藤樹

知行合ー知行合ーとは、知っていることと行動が同じであるという考え方。主に心理学や哲学で語られる。古代ギリシアの哲学者ソクラテスとは、魂(プシュケー)のそなえるべき徳が何かを知れば、徳についての知識に基づいて誰でも正しい生き方へと導かれるとし...
日本史

古学|新しい武士のあり方,古義学、古文辞学

古学古学は、山鹿素行から始まった学問で、朱子学の理を重んずるところを批判し、孔子や周公旦の教えを基本とした、日常に役立つ実用的な学問を目指した。古典を重んじる文献学である。山鹿素行の士道、伊藤仁斎の古義学、荻生徂徠が古文辞学その代表である。...