日本思想

政治

新井白石|朱子学,徳川家宣,『西洋紀聞』,『折たく柴の記』

新井白石新井白石は、江戸時代中期の朱子学者・政治家である。幕政に関わり、文治主義政治の推進につとめた。主著は『読史余論』、『古史通』、『蝦夷子』『琉球国事略』のほか、イタリア人宣教師シドッチの尋問によって得た知識に基づく『西洋紀聞』、『采覧...
宗教

浄土宗|法然が浄土教をもとに開いた宗派

浄土宗浄土宗とは、法然が浄土教をもとに開いた宗派で、鎌倉時代に生まれた仏教のひとつである。阿弥陀仏の本願を信じ、ただ念仏を唱えることが浄土への唯一の道である専修念仏をその特徴としている。念仏を唱えることで、一切衆生が極楽浄土に往生できるとす...
日本史

本居宣長|国学、もののあわれと大和心

本居宣長本居宣長は、江戸時代中期の国学者で国学の大成者である。主著は『古事記伝』『源氏物語玉の小櫛』『玉勝問』。医学の道を進められたが、医学とともに儒教や漢学を学ぶ。その中で、荻生徂徠や契沖に触れるとともに国文学に深い関心をもった。その中で...
政治

十七条憲法(憲法十七条)|「和を貴しとし」,聖徳太子

十七条憲法(憲法十七条)十七条憲法とは、604年、聖徳太子により制定されたと伝えられる日本最古の成文法である。今日の憲法とは異なり、中国をベースとした統一国家を目標に各地の豪族たちも含めて新国家の理想的官僚像を訓示したもので、厳密には法では...
中国思想

伊藤仁斎|古義学,仁愛と誠,愛は実体のある心情から発する

伊藤仁斎 いとうじんさい伊藤仁斎(いとうじんさい 1627〜1705〉は寛永4年7月20日(1627年8月30日)から宝永2年3月12日(1705年4月5日)にかけて活動した、江戸時代前期の儒学者で、古義学派の祖である。主著は『語孟字義』『...
日本史

寺田屋騒動|薩摩藩・島津久光と有馬新七の対立

寺田屋騒動寺田屋騒動とは、京都の寺田屋で藩主・島津久光による薩摩藩急進派の弾圧事件である。文久2年(1862) 4月、薩摩の急進派の有馬新七と各藩の義勇、久留米水天宮の真木和泉守は、京都伏見の寺田屋で京都二条城を制圧し、江戸へ倒幕に向かうと...
宗教

道元|曹洞宗,只管打坐,「自己をわするるなり」

道元道元は日本曹洞宗の開祖。主著は『正法限蔵』。『正法眼蔵随聞記』(弟子である懐奘が道元の言葉をまとめた。)栄西の影響を受けつつも、公案をせずに、ひたすら坐裨にいそしむ只管打坐を悟りへの唯一の道(正門・聖道門)であるとし、心身ともに一切の執...
宗教

法然|浄土宗の開祖として専修念仏を説いた高僧

法然法然(ほうねん、長承2年(1133年) - 建暦2年(1212年))は平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した日本の仏教僧で、浄土宗の開祖として知られる。幼名は勢至丸(せいしまる)。諱は源空(げんくう)。主著は『選択本願念仏集』『一...
日本史

木下順庵|江戸前期の儒学者。新井白石,室鳩巣,雨森芳洲を輩出

木下順庵木下順庵(きのした じゅんあん、元和7年6月5日〈1621年7月23日〉 - 元禄11年12月23日〈1699年1月23日〉)は、江戸時代前期を代表する儒学者であり、文人である。京都に生まれ、近世儒学の祖とされる藤原惺窩の門下であっ...
日本史

福沢諭吉|慶應義塾,啓蒙思想,「天は人の上に人を造らず」

福沢諭吉福沢諭吉は、明治時代の代表的啓蒙思想家。主著『文明論之概略』『学問のすすめ』『西洋事情』。豊前(大分県)の中津か藩の下級武士の家に生まれ、身分が低いゆえに不遇であった父親を思って、のちに「門閥制度は親の敵などでござる」と語った。欧米...