工学

工学

歯車の製図|歯車の製図方法とその種類

歯車の製図 歯車を製図するとき、複雑な形状のため、特に理由がない場合は簡略化して描く。簡略化した図に歯形やモジュール、歯数などの重要事項を要目表に記入する。ただし、一般に歯車は規格が決まっており、また業者は標準品を豊富に揃えているため...
工学

ばねの製図|機械製図

ばねは圧縮ばね、角ばね、引張ばねなどがあるが、そのほとんどは規格化されており、基本的には既成品を扱うことが多い。そのため、図面化する必要は少ないが、組立図(ASSY)やばねの性状を知るために図面化することが多い。手書き図面の風習からばね...
工学

ねじの製図|おねじとめねじの製図のルール

ねじの製図 ねじは、ねじ側(丸棒の外側にらせん状の溝を作る)ねじ穴側(丸い穴の内面に溝を作る)に分けられる。それぞれ厳密なルールが規定されており、製図の際は注意しなければならない。なお、ねじメーカーから配布されている図面を使用する場合...
工学

薄肉円筒とフープ応力|材料力学

薄肉円筒 薄肉円筒とは、内径の約12%以下あるいは外径の約10%以下の円筒である。ボイラーや圧力容器などに使用される形状で、内圧によって容器にかかる応力が均一にかかり、耐久力が強い構造となっている。また。薄肉円筒に加わる応力をフープ応...
工学

断面二次モーメント|材料の変形しにくさ

断面二次モーメント 断面二次モーメント(moment of inertia of area)とは、材料にかかった応力などに対して、材料の変形率を計算するためのパラメータである。曲げモーメントに対する部材の変形しにくさともいえる。 ...
工学

はり(梁)|荷重を支える細長い部材

はり(梁)beam はり(梁)とは、構造物の上からの荷重を支える棒状の細長い部材である。一般の構造物に使われている基本的な要素で、建築では、柱をつなぐための橋渡しのような形で使われる。はりの両端を支える単純支持はりと片側だけをささえる...
工学

製図における寸法記入のルール|機械製図

製図における寸法記入のルール 機械設計の製図において寸法記入は一定のルール(JIS規格)によって決められている。大きなルールは、数字(単位)、公差、寸法線・寸法補助線、形状(深さや角度)、加工方法などであるが、製図者は正確かつ明瞭に製...
工学

幾何公差(geometrical tolerance)|対象物の形状や位置を正確に実現する

幾何公差 幾何公差(Geometric tolerance)とは、対象物の形状、位置などの狂いに対して許容値を与えて指示する公差であり、形や位置の理想的な正しいものからずれても良い領域(公差域)である。幾何公差は、機械の一部品としての...
工学

公差|許容される誤差の範囲を規定した数値,機械,建築

公差 公差とは、モノの製造において許容される誤差の範囲を規定した数値である。モノの製造においては必ず、機械の精度やそれを扱う人の技能や測定に依存し、目標とした寸法にたいし、誤差がでる。公差には、2点の長さが求められる寸法公差と面や線が...
工学

はめあい公差|軸と穴のはめあい方式

はめあい公差 はめあいとは、機械おいて穴と軸の仕上がり寸法公差のことをいい、はめあい(はめあい公差)という。はめあいには、軸を基準にする軸基準方式と穴を基準にする穴基準方式があるが、一般には、軸加工の方が容易なため、穴基準方式が採用さ...
タイトルとURLをコピーしました