天台宗|最澄,山川草木悉皆成仏

天台宗

天台宗は、中国の僧、智顗が6世紀に大成した仏教の一派で、法華経を中心経典とする。日本では、入唐した最澄が天台宗を学び、これを日本へ伝えた。最澄は、法華経で説かれた一切衆生の仏性の存在と成仏の可能性を強調し、日本天台宗をおこした。比叡山の延暦寺を総本山としている。天台宗の教えは、法華経中心の教学(円)・密教・禅・戒律をあわせ行う四宗合一の総合性を基本とするものである。歴史的には、源信浄土教も、法然日蓮らの鎌倉新仏教が天台宗から派生した。

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山川草木悉皆成仏

「山川草木悉く皆成仏す」と読みくだし、すべてのもは仏の現れであるという仏教の考え方。山川のような国土、草木といった心を持たないものさえも仏性を持ち、すべてが真理と一体になって、成仏するという思想で、涅槃経の「一切衆生悉仏性」を受け、中国でとくに「本覚思想」の中で発達した。

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