日本思想

人文科学

石田梅岩|心学,商人の売買の利益は、武士の禄えと同じ

石田梅岩石田梅岩は、江戸時代中期の思想家で、心学(石門心学の祖。)主著『都鄙問答(とひもんどう)』、『斉家論』。石田梅岩は、貧しい農民の出身であったが、町人としての奉行する傍ら、儒学、仏教、神道、老荘思想など勉学につとめ、それらを総合した心...
日本史

渡辺崋山|窮理の精神,『解体新書』の翻訳

渡辺崋山渡辺崋山は、江戸時代末期の洋学者である。三河国(静岡県)田原藩家老の子として江戸で生まれ、藩の家老まで務めた。政治家として産業の復興、飢饉対策や教育で成果を挙げ、開明的な政治家として名声を博し、1833年には、高野長英らとともに尚歯...
文学

井原西鶴|浮世草子,人間の持つ欲の肯定

井原西鶴井原西鶴(いはらさいかく)は、江戸時代前期に活躍した浮世草子作者であり、俳諧師でもある。寛永19年(1642年)に大坂の裕福な町人の家に生まれた。談林派(だんりん)の西山宗因に俳諧を学び、若くして俳諧の世界で頭角を現した。延宝年間に...
日本史

賀茂真淵|国学,ますらおぶり,高く直き心

賀茂真淵賀茂真淵は、江戸時代中期の国学者。主著『国意考』,『万葉考』,『歌意考』。浜松(静岡県)の神職の子である。当初は、荻生徂徠の学問を学んだが、32歳のとき、荷田春満に学んで国学を志すようになった。やがて江戸に出て、田安宗武(徳川吉宗の...
政治

崇仏論争(崇仏廃仏論争)|蘇我氏と物部氏・中臣氏

崇仏論争(崇仏廃仏論争)崇仏論争(崇仏廃仏論争)とは、もともと土着の宗教観をもっていた日本に552年あるいは538年に、仏教が伝わり、信仰の対象となってきた。それにともない、仏教の受容を主張する蘇我氏と、それに反対する物部氏・中臣氏のあいだ...
宗教

奈良仏教|南都六宗の研究と東大寺の建立,鑑真,行基

奈良仏教奈良仏教は、政治と結びつき、朝廷か鎮護国家の役割を担うことを期待されていた。争乱や天然痘の流行などから仏の加護を求める役割を担うものであった。特に朝廷の許可を得て出家した僧(官僧)によって、仏教の教理の研究やさまざまな儀式が行われた...
日本史

明六社|日本最初の学術結社,天賦人権論,森有礼,他

明六社明六社は、(明治6)年に森有礼の発議により結成された啓蒙思想団体である。明治6年の結成にちなんで明六社と名づけられた。福沢諭吉・中村正直・西周・津田真道・加藤弘之・西村茂樹など当時の代表的な啓蒙思想家や官僚が参加し、日本の政治に深く関...
人文科学

国学|古代日本の和歌,物語,神話の研究と日本精神

国学国学とは、『古事記』や『万葉集』など、古代日本の和歌、物語、神話の研究を通して、仏教や儒学などの外来思想が日本に入ってくる以前の、日本独自の精神や生き方を追究しようとする学問である。特に江戸時代末期に大きく発展したが国学の発展は日本の民...
日本史

木下順庵|江戸前期の儒学者。新井白石,室鳩巣,雨森芳洲を輩出

木下順庵木下順庵(きのした じゅんあん、元和7年6月5日〈1621年7月23日〉 - 元禄11年12月23日〈1699年1月23日〉)は、江戸時代前期を代表する儒学者であり、文人である。京都に生まれ、近世儒学の祖とされる藤原惺窩の門下であっ...
宗教

鎌倉仏教(鎌倉新仏教)|曹洞宗,浄土宗,浄土真宗,日蓮宗,他

鎌倉仏教鎌倉時代は、仏教が民衆に深く広がった時代である。天台・真言の二宗を中心とする旧仏教が支配的ではあったが、鎌倉仏教・鎌倉新仏教と呼ばれる新興宗派が生まれた。念仏(浄土信仰)の系統では、法然の浄土宗、親鸞の浄土真宗、一遍の時宗。禅の系統...