日本思想

哲学

西田幾多郎|哲学と思想、純粋経験、絶対無,西田哲学

西田幾多郎西田幾多郎(1870〜1945)は、近代日本の哲学者。独自性の強い哲学は西田哲学と称される。主著は『善の研究』『思索と体験』『無の自覚的限定』。西田の生涯は明治維新から敗戦という日本の近代そのものであった。西田は東洋の形而上学の伝...
政治

聖徳太子|十七条憲法,和を以て貴しとす,三宝,三経義疏

聖徳太子 しょうとくたいし聖徳太子は、用明天皇の皇子として生まれ、幼時から高麗の恵慈法師に学んだ。593年、19歳のとき女帝の推古天皇の摂政となり、国政にあたる。聖徳太子の実績は『日本書紀』が原型となっており、冠位十二階の制を定め、十七条憲...
宗教

空海(弘法大師)|真言宗の開祖,密教,大日如来,即身成仏

空海空海(774~835年)は真言宗の開祖。主著『即身成仏義』『十往心論』『三教指帰』『性霊集』。最澄とともに平安仏教を代表する仏僧で弘法大師と呼ばれる。讃岐国郡(現在の香川県善通寺市)に郡司の子として生まれる。15歳のとき上京し、『論語』...
日本史

渡辺崋山|窮理の精神,『解体新書』の翻訳

渡辺崋山渡辺崋山は、江戸時代末期の洋学者である。三河国(静岡県)田原藩家老の子として江戸で生まれ、藩の家老まで務めた。政治家として産業の復興、飢饉対策や教育で成果を挙げ、開明的な政治家として名声を博し、1833年には、高野長英らとともに尚歯...
人文科学

三木清|哲学と思想,日本における歴史哲学の開拓者,構想力

三木清三木清は大正・昭和期の哲学者。主著『パスカルにおける人間の研究』、『歴史哲学』、『人生論ノート』。三木清は、兵庫県出身。、京都帝国大学の文学部哲学科に入学し、西田幾多郎の下で学ぶ。ドイツに留学後、日本に帰国し法政大学の教授となりマルク...
宗教

一遍|時宗,生ぜしもひとりなり、死するもひとりなり

一遍一遍は鎌倉時代の僧で時宗の開祖。遊行上人、捨て聖とも呼ばれた。浄土教の系譜としては、空也(市聖)につながる。法然や親鸞よりも名号(仏・菩薩の名・称号のこと)そのものを強く真の実在としている点に特色があり、歌い踊りながらの念仏はより庶民的...
政治

崇仏論争(崇仏廃仏論争)|蘇我氏と物部氏・中臣氏

崇仏論争(崇仏廃仏論争)崇仏論争(崇仏廃仏論争)とは、もともと土着の宗教観をもっていた日本に552年あるいは538年に、仏教が伝わり、信仰の対象となってきた。それにともない、仏教の受容を主張する蘇我氏と、それに反対する物部氏・中臣氏のあいだ...
日本史

中江兆民|東洋のルソー,日本に哲学なし,自由民権運動

中江兆民中江兆民は明治の啓蒙思想家・政治家である。主著『三醉人経綸問答』、『一年有半』、『続一年有半』である。フランスで市民革命の思想的柱となった思想家ルソーの影響を受け、フランス流の急進的民権論を説いて、東洋のルソーと称された。中江兆民は...
人文科学

吉田松陰|思留め置かまし大和魂

吉田松陰 1830~1859吉田松陰は、幕末期の思想家・教育者。主著は『講孟余話』『留魂論』。長州藩の下級武士の子として生まれ、5歳のとき兵学師範の吉田大助の養子になり、山鹿流兵学を学ぶ。家学に没頭し才覚を示し、藩の兵学の師範となった。18...