日本思想

日本史

新しき村|武者小路実篤の理想郷

新しき村新しき村は、作家の武者小路実篤が中心となって構想した共同生活の実験であり、近代日本における理想社会の具体化を目指した試みである。大正期の社会不安や価値観の転換の中で、個人の自由と協同の両立、自給的な生産、精神的な充足を掲げ、農を基盤...
人文科学

安藤昌益|忘れられた思想家

安藤昌益安藤昌益は江戸時代中期の思想家である。主著は『自然真営道』、『統道真伝』。昭和時代に入りカナダの外交官H・ノーマンの『忘れられた思想家』で紹介されてから知られるようになった。困窮する農家を背景に、安藤昌益は当時の差別と偏見に満ちた社...
哲学

中江藤樹|日本陽明学の祖,良知,孝は広大で無限の徳

中江藤樹中江藤樹は、江戸時代初期の儒学者。日本における陽明学派の祖とされる。主著は『翁問答』、『大学考』、『中庸解』(ちゅうようかい)、『鑑草』。中江藤樹は当初は朱子学の立場であったが、陽明学を読んだのをきっかけに朱子学の理念的傾向を批判し...
宗教

栄西|臨済宗,公案と禅問答,不立文字,茶

栄西栄西(1141~1215)平安時代末期から鎌倉時代初期の僧。日本臨済宗の開祖。主著『興禅護国論』、『喫茶養生記』。当初は、比叡山で天台宗を学んだ。2度目の入宋のときに臨済禅を学び、帰国後、天台宗の内部で禅定を強調し、禅宗の布教につとめて...
宗教

浄土宗|法然が浄土教をもとに開いた宗派

浄土宗浄土宗とは、法然が浄土教をもとに開いた宗派で、鎌倉時代に生まれた仏教のひとつである。阿弥陀仏の本願を信じ、ただ念仏を唱えることが浄土への唯一の道である専修念仏をその特徴としている。念仏を唱えることで、一切衆生が極楽浄土に往生できるとす...
日本史

高杉晋作|長州藩,おもしろきこともなき世をおもしろく

高杉晋作高杉晋作は幕末期の長州藩士で奇兵隊の創設者した。長州藩の保守派と対抗し、倒幕の歴史的な流れを作った。クーデター挙兵によって長州藩をまとめあげ、その後の政局に大きな影響を与えた。幕長戦争では長州軍を指揮して幕府軍を退けた。高杉晋作の略...
宗教

林羅山|江戸幕府の学問制度を確立し、朱子学を普及させた

林羅山林羅山は、江戸初期の儒学者である。藤原惺窩の弟子。本名は初め「道春」と名乗り、のちに「道楊」などと改名したが、後世には林羅山という通称で広く知られている。徳川家康・秀忠・家光・家綱の四代の将軍に仕え、幕府の儒学政策や教育制度の基礎づく...
日本史

二宮尊徳(二宮金次郎)|江戸時代の農政家

二宮尊徳(二宮金次郎)">二宮尊徳(二宮金次郎)は、相模国(神奈川県)の農業家・農政家である。主著は『報徳全書』であるが、弟子たちによって編まれた『二宮翁夜話』もある。貧しい農村時代の経験から各農村の財政改革や新地の開拓、天保の大飢饉の予測...
宗教

空也(阿弥陀聖,市聖,市上人)|六波羅蜜寺の空也像

空也空也(903-972)阿弥陀聖、市聖(いちのひじり)、市上人とも呼ばれる。平安時代中期ころに活躍し、諸国を遊行して念仏の功徳を庶民に布教した。著作は残していないので、不明な点が多いが各地に多くの伝承が残っている。19歲の時、尾張(愛知県...
日本史

山鹿素行|古学,武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり

山鹿素行山鹿素行は江戸時代前期の会津若松の儒学者・兵学者。武士道を体系化したことで知られる。主著は『聖教要録』『山鹿五類』。朱子学を学びながらも、甲州流軍学をおさめ、歌道・神道・仏教も学び博識であった。おもに江戸で儒学・兵学を教えたが、この...