日本思想

宗教

浄土宗|法然が浄土教をもとに開いた宗派

浄土宗浄土宗とは、法然が浄土教をもとに開いた宗派で、鎌倉時代に生まれた仏教のひとつである。阿弥陀仏の本願を信じ、ただ念仏を唱えることが浄土への唯一の道である専修念仏をその特徴としている。念仏を唱えることで、一切衆生が極楽浄土に往生できるとす...
宗教

密教|マントラ,マンダラ,印契,大日如来

密教密教とは、秘密の教えという意味で、普通の仏教を顕教と呼ぶのに対して名付けられた。言葉に示されて理論的に学習可能な教え(顕教)に対し、言葉では伝えきれない神秘的な秘密の教えという意味である。思考の積み重ねでは到り得ない真理を宗教的体験で得...
人文科学

平田篤胤|復古神道,御国魂をまげず忘れず修めととのえて

平田篤胤平田篤胤(1776~1843)は、江戸時代末期の国学者である。主著『霊能真柱まもの』、『古道大意』、『古史伝』。賀茂真淵は本居宣長のような実証的方法で日本古来の思想を解明する姿勢とは異なり、日本古来の道を神の道とし、宗教化・神学化を...
政治

十七条憲法(憲法十七条)|「和を貴しとし」,聖徳太子

十七条憲法(憲法十七条)十七条憲法とは、604年、聖徳太子により制定されたと伝えられる日本最古の成文法である。今日の憲法とは異なり、中国をベースとした統一国家を目標に各地の豪族たちも含めて新国家の理想的官僚像を訓示したもので、厳密には法では...
中国思想

知行合ー|倫理,ソクラテス,王陽明,中江藤樹

知行合ー知行合ーとは、知っていることと行動が同じであるという考え方。主に心理学や哲学で語られる。古代ギリシアの哲学者ソクラテスとは、魂(プシュケー)のそなえるべき徳が何かを知れば、徳についての知識に基づいて誰でも正しい生き方へと導かれるとし...
宗教

親鸞|浄土真宗の開祖

親鸞親鸞(1173~1262)は、浄土真宗(一向宗)の開祖。主著は、『教行信証』、『和讃』。(『歎異抄』は親鸞の教えを弟子唯円が記したものである。)親鸞の生きた時代には、源平の争乱、大飢饉など、社会の混乱が激しく、人間の苦悩と罪業の自覚が強...
日本史

福沢諭吉|慶應義塾,啓蒙思想,「天は人の上に人を造らず」

福沢諭吉福沢諭吉は、明治時代の代表的啓蒙思想家。主著『文明論之概略』『学問のすすめ』『西洋事情』。豊前(大分県)の中津か藩の下級武士の家に生まれ、身分が低いゆえに不遇であった父親を思って、のちに「門閥制度は親の敵などでござる」と語った。欧米...
政治

新井白石|朱子学,徳川家宣,『西洋紀聞』,『折たく柴の記』

新井白石新井白石は、江戸時代中期の朱子学者・政治家である。幕政に関わり、文治主義政治の推進につとめた。主著は『読史余論』、『古史通』、『蝦夷子』『琉球国事略』のほか、イタリア人宣教師シドッチの尋問によって得た知識に基づく『西洋紀聞』、『采覧...
日本史

洋学|江戸時代末期「東洋道徳、西洋芸術」

洋学洋学とは、江戸時代の末期から明治時代の初期に日本に紹介された西洋学問の総称である。数学、物理学、化学、医学などの諸科学が導入された。蘭学がオランダの学問という響きを持つのに対して、洋学はイギリス・ドイツ・フランスの学問を含んだより広い概...
宗教

最澄|天台宗一乗思想,国宝とは何物であるか。

最澄最澄は日本天台宗の開祖で、空海とともに平安仏教を代表する僧である。死後、伝教大師とおくり名された。主著は『顕戒論』『山家学生式』。近江国滋賀郡(滋賀県近江市)に生まれ、渡来人の家系であったと伝えられている。13歳の時、近江国分寺に入り、...