物理学

工学

混相流|物質の複数の層が混ざり合っている流体

混相流とは、物質の複数の層が混ざり合っている流体のことをいい、気体、液体、固体の2種類以上が同時に存在する流れをいう。その組み合わせから、気液2相流、固気2相流、固液2相流がある。
工学

渦(流体力学)|自由渦、強制渦、ランキンの組み合わせ、渦度

渦とは、流体がある点のまわりを回転して流れる現象である。代表的な渦のパターンとして自由渦と強制渦、2種類の渦の組み合わせた、ランキン組み合わせ渦がある。
工学

非定常流 時間とともに変化し続ける流れ

非定常流とは、流体工学の用語で時間とともに変化し続ける流れである。(非定常状態 )(なお、変化しない流れを定常流れという。)振動流と過渡流れとに分けられる。なお、時間とともに変化しない流れを定常流れという。
工学

ラグランジュの方法

ラグランジュの方法は、流体の流れを示す方法である。流体を無数の粒子の集まりと考え、各粒子の運動を調べる。時刻0における粒子の初期座標を(a, b, c) とすれば、粒子の位置(x, y, z)は、初期座標 (a, b, c) と 時間tの関数として表す。
工学

オイラーの運動方程式

オイラーの式は、流れの状態を表す速度 (u , v , w)、圧力Pなどを、座標 (x, y, z)と時間tの関数として表した方法である。流体粒子に加わる力がその質量と加速度の積に等しくなるニュートンの法則より、運動方程式は導かれる。
工学

マッハ数

マッハ数Mは、音速 c[m/s] に対する流速Uの比(流速/音速)である。さらに、物体まわりの流れにおいてレイノルズ数と幾何学的形状が一致すれば流れは完全に相似となる。
工学

流体の圧縮性|圧縮流体と非圧縮流体

流体は、圧力を加えると、それによって体積が減少する性質があるが、これを圧縮性という。圧縮性の影響が強い流体を圧縮性流体といい、無視できる流体を非圧縮性流体という。 マッハ数Mで表される。
工学

非ニュートン流体|ビンガム流体、塑性流体、ダイラタント流体、擬塑性流体

非ニュートン流体とは、ニュートン流体とは異なり、ニュートンの粘性法則(流体に加わるせん断応力が変形速度に比例する)が成り立たない流体をいう。非ニュートン流体とは、ビンガム流体、塑性流体、ダイラタント流体、 擬塑性流体などの種類がある。
工学

表面張力 液体は分子間力により、分子同士でお互いを引き合

表面張力とは、液体の界面に作用する力のことである。液体は分子間力により、分子同士でお互いを引き合うことで表面張力が働く。また、液体が他の気体または液体と接する界面において、界面は常に縮もうとする力が働く。単位は SI単位で[N/m]または、[dyn/cm] である。(1N/m =1,000dyn/cm)です。
工学

比重量|その物質の単位体積あたりの重量である。

比重量 比重量とは、その物質の単位体積あたりの重量である。単位は、で表される。 比重量 比重量γは、重量/体積で表される。 水 1気圧、4°Cの場合、水の密度はp=1000kg/...
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