物理学

工学

熱応力|温度変化の膨張・縮小による材料内部に生じる応力

熱応力 熱応力とは温度変化によって膨張・縮小が繰り返される材料に対し、材料内部に生じる応力をいう。材料が拘束された状態において、温度上昇に伴い圧縮応力が、冷却に伴い引張応力が発生する。なお、材料の一部加熱などによって温度の不均一分布に...
工学

応力|荷重に対して材料内部に発生する単位面積当たりの力

応力 応力は、外力を受けたときの部材の材料内部に生じる内力で、内力の単位面積あたりの値と定義される。一般に引っ張られたときの引張応力、圧縮されたときの圧縮応力、ハサミで切断するようなせん断応力、曲げられた時の曲げ応力、ねじりが加わった...
工学

荷重|物体に外から作用する力の総称

荷重 荷重とは、工業や建築の材料力学に関する用語で、構造物や物体に外から作用する力の総称である。住宅や机などほとんど動きがない荷重を静荷重といい、自動車や橋など動きが加わる荷重を動荷重という。また、それらの中でもその種類において、引張...
工学

摩擦力|物体の運動を妨げるように働く力

摩擦力 摩擦力(摩擦)は物体の運動を妨げるように働く力であり、 静止している物体に働く摩擦力を静止摩擦力、運動している物体に働く摩擦力を動摩擦力という。転がり軸受の性能を考えたとき、摩擦力が大きな要因となるため、そのような摩擦力を転が...
物理学

加速度|単位時間あたりの速度の変化量

加速度 加速度とは、単位時間あたりの速度の変化量と定義される。加速度でも平均の速度から平均時間を割ったものを平均加速度という。 加速度 加速度は運動する物体の速度v(m/s)に対し、時間...
物理学

慣性モーメント|物体の回転のしづらさ

慣性モーメント 慣性モーメント(イナーシャ)とは、回転体の慣性の大きさであり、物体(剛体)の回転のしづらさ、回り出す変化のしにくさを示している。慣性モーメントが大きいと回転させにくく、止めにくいといえる。また、慣性モーメントの大きさは...
物理学

運動の第二法則(運動の法則)|ニュートンが見つけた法則

運動の第二法則(運動の法則) 運動の第二法則(運動の法則)とは、力には、物体の運動状態を変える働きがあり、物体に外力が作用すると加速度を生ずる。この加速度の大きさは外力に比例し、物体の質量mに反比例し、方向は外力の向きと一致する。運動...
工学

運動の第一法則|慣性の法則

運動の第1法則(慣性の法則) 運動の第1法則は慣性の法則とも呼ばれ、物体に外力が作用しなければ、静止している物体は永久に静止し、動いている物体は永久にその方向と速さは変化しない(等速直線運動)という法則である。 ニュートンによって発見...
数学

ラミの定理|3つの力のつり合い,力学

ラミの定理 ラミの定理とは、力のつり合いを表す式で、一点に働く3つの力がつりあうためには力の三角形が閉じている。下記、同一平面上にある3つのカF1、F2、F3が、F1とF2, F2とF3、F3とF1のそれぞれのなす角θ3,θ1,θ3で...
物理学

分力|力学,物理

分力 一つの力を二つ以上の力に分けることを力の分解といい、それぞれを元の力の分力という。 力の分解 力を分解するためには、一つの力を二つ以上の力に分けることを力の分解という。平行四辺形を作る...
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