日本史

世界史

放射性炭素による年代測定法

放射性炭素による年代測定法 動植物が死ぬと体内に含まれる放射性炭素14Cが一定速度で崩壊し、5700年ほどでもとの量の半分になる原理を応用した年代測定法である。放射性炭素は二酸化炭素としてつねに空気中に存在し、動植物はこれを体内に吸収...
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縄文人の起源

縄文人の起源 縄文時代に日本にいた縄文人の起源はさまざまであるが、アイヌ説、コロポックル説、現日本人説、日本人説とある。大陸の血をひく弥生人が日本にくると、縄文人は痕跡を残していない。これを戦争によって駆逐された、と考える説と、縄文人...
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縄文時代|縄文人の生活と文化,縄文土器

縄文時代 縄文時代は約1万3000年前にさかのぼると考えられる。考古学者では、沖積世のはじまった時期である。弥生時代(紀元前500~紀元前400年)が始まるまでの約1万年という長い時代のあいだ続いた。その遺跡は北海道から沖縄まで、全国...
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新石器時代|農耕牧畜が生まれる、新しき石器時代

新石器時代 新石器時代では、農耕・牧畜開始以後の石器時代である。磨製石器を使用し、土器を製作した。農耕や牧畜といった食料生産革命が起ると、生活様式は変わっていく。日本では縄文文化の時期にあたり、日本でも縄文土器が使用された。 ...
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旧石器時代|石器を使い出した人類と前縄文文化

旧石器時代 100万年に及ぶ洪積世の時期に、人類がはじめて地球上に現れた。彼らは道具を使うようになるが、最初はシンプルな形状の土器であるが、次第に複雑なものとなっていく。旧石器時代の前期石器時代は、猿人・原人、中期石器時代は旧人、後期...
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石器|旧石器時代から新石器時代まで,道具の進化

石器 人間は活動範囲を広げる目的を達成するために、補助として道具を使用してきた。その製作・使用は人類の特性の一つであるといえ、二足歩行にともない、二本の腕で道具を使えるようになった。先史時代の道具の材料は、石・動植物などであり、その中...
世界史

地質年代|始生代から新生代まで,人類の誕生

地質年代 地質年代は、地層の重なり具合をもとに、地球の歴史約46億年を古い順に始生代・原生代・古生代・中生代・新生代に大別する。そのうち、始生代・原生代が約88%を占めているが、約6億年前の生物の出現後は、その進化に基づき、古生代・中...
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聖武天皇|東大寺に盧舎那仏を造立,鎮護国家による統治

聖武天皇 聖武天皇は、大和国(奈良県)に生まれた。文武天皇の皇子である。全国に国分寺・国分尼寺を建てるように命じ、東大寺に盧舎那仏を造立した。宗教だけでなく、美術・工芸・文学など、天平文化に大きく寄与した。政治的には、墾田永年私財法を...
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持統天皇|我が子を愛した女性天皇,藤原京

持統天皇 鸕野讚良(うののささら・後の持統天皇)は大和国(奈良県)で天智天皇の第二皇女である。天武天皇が制定した飛鳥浄御原令を実施し、皇居と都市を合わせた条坊制を採用した藤原京を造営した。天武天皇が崩御すると、大津皇子は謀反で捕らえら...
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道鏡|称徳天皇の寵愛を受けた僧侶,法王

道鏡 道教は僧侶でありながら孝謙上皇(称徳天皇)の寵愛を受け、朝廷で権力をもち、殺生の禁止や貴族の墾田の禁止などの政策を推進した。皇位を狙ったとされるが、皇位を得ることはなく、称徳天皇の死後、隅田国に流罪される。764年、隅田国で死去...
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