日本史

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円座|藁や菅で編んだ古来伝承の円形座具

円座円座(えんざ)とは、藁(わら)や菅(すげ)、藺(い)などの植物材料を渦巻き状に編み固めて作られた、日本古来の円形の座具である。主に床や地面に直接敷いて座るために用いられ、その形状が円形であることからこの名が付いた。古代から中世にかけての...
日本史

来栖三郎|日米交渉に尽力した外交官の生涯と足跡

来栖三郎来栖三郎(くるす さぶろう、1886年3月6日 - 1954年4月7日)は、大正時代から昭和時代にかけて活躍した日本の外交官である。駐ドイツ特命全権大使として歴史的な日独伊三国同盟の調印式に臨んだほか、1941年末の日米開戦直前には...
日本史

胆沢城|鎮守府が置かれた蝦夷征伐の最前線

胆沢城|東北統治の要衝となった古代の鎮守府胆沢城(いさわじょう)は、現在の岩手県奥州市水沢に位置した古代日本の城柵であり、平安時代初期の延暦21年(802年)に坂上田村麻呂によって造営された。当時の朝廷が進めていた東北地方の征討事業における...
日本史

歌舞伎図屏風|近世初期の風俗を描く鮮やかな傑作

『歌舞伎図屏風』『歌舞伎図屏風』は、16世紀末から17世紀初期にあたる日本の安土桃山時代から江戸時代初期にかけて流行した初期の歌舞伎の興行風景や、観客の熱狂的な様子を克明に描いた肉筆の風俗画である。主に京都の四条河原や北野天満宮などで興行さ...
日本史

大原幽学|性学を唱え農村復興に尽力した江戸の農政家

大原幽学大原幽学(おおはらゆうがく)は、江戸時代後期の農政家であり、独自の道徳哲学である「性学(せいがく)」を唱えた思想家である。文化・文政期から幕末にかけて、疲弊した農村の更生に尽力し、世界最古の農業協同組合とされる「先新社(せんしんしゃ...
日本史

越訴(中世)|判決に不服を唱え再審を求める訴訟手続き

越訴(中世)中世日本における越訴(おっそ)とは、正当な裁判手続きを経た判決に対し、その不当を訴えて上級の裁判機関や権力者へ再審を請求する行為を指す。本来、法制上では所定の審級を無視して上位者に直訴することは禁じられていたが、鎌倉時代から室町...
日本史

外国人殺傷事件|幕末維新期、尊攘派による異人襲撃の変遷

外国人殺傷事件外国人殺傷事件とは、幕末から明治初期の日本において、欧米諸国の外交官、軍人、商人が武装した士官や浪人によって殺害または負傷させられた一連の事件を指す。これらの事件は、ペリー来航以降に高まった攘夷運動と密接に関連しており、尊王攘...
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『宇津保物語』|琴の秘曲と求婚を描く、最古の長編

宇津保物語宇津保物語(うつほものがたり)は、平安時代中期、10世紀後半頃に成立した日本最古の長編物語である。全20巻という膨大な分量を持ち、遣唐使の清原俊蔭から始まる一族の四代にわたる繁栄を、音楽の伝承と複雑な恋愛、政治抗争を通じて描いてい...
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下局|平安時代の宮中で下級官吏が執務した場所

下局下局(かきょく)は、慶応4年(1868年)閏4月に布告された政体書に基づき、明治新政府において設置された立法機関である。当時の新政府は太政官の下で権力を分立させる試みを行っており、その中で立法を担う議政官は上院にあたる上局と下院にあたる...
日本史

古学|新しい武士のあり方,古義学、古文辞学

古学古学は、山鹿素行から始まった学問で、朱子学の理を重んずるところを批判し、孔子や周公旦の教えを基本とした、日常に役立つ実用的な学問を目指した。古典を重んじる文献学である。山鹿素行の士道、伊藤仁斎の古義学、荻生徂徠が古文辞学その代表である。...