日本思想

宗教

浄土真宗(真宗・一向宗)|親鸞,絶対他力と自然法爾

浄土真宗浄土真宗(真宗・一向宗)は親鸞によって開かれた宗派。鎌倉時代に新興で開かれた仏教のひとつである。法然の教えを発展させて報恩感謝の念仏を説き、その念仏すら阿弥陀仏のはからいであるという、絶対他力の教えを特徴とする。浄土真宗は、室町時代...
宗教

浄土宗|法然が浄土教をもとに開いた宗派

浄土宗浄土宗とは、法然が浄土教をもとに開いた宗派で、鎌倉時代に生まれた仏教のひとつである。阿弥陀仏の本願を信じ、ただ念仏を唱えることが浄土への唯一の道である専修念仏をその特徴としている。念仏を唱えることで、一切衆生が極楽浄土に往生できるとす...
日本史

中江兆民|東洋のルソー,日本に哲学なし,自由民権運動

中江兆民中江兆民は明治の啓蒙思想家・政治家である。主著『三醉人経綸問答』、『一年有半』、『続一年有半』である。フランスで市民革命の思想的柱となった思想家ルソーの影響を受け、フランス流の急進的民権論を説いて、東洋のルソーと称された。中江兆民は...
宗教

藤原惺窩|日本に朱子学を導入し、近世儒学の基礎を築いた

藤原惺窩藤原惺窩は江戸時代初期の儒学の祖。欧州のキリスト教に危機感を感じた徳川家康に、儒学を講義したことで知られる。もとは仏教徒で京都五山の一つである相国寺に学んでいたが、仏教を捨てて儒学者となった。公家や五山の僧侶に教養のひとつとして学ば...
人文科学

三木清|哲学と思想,日本における歴史哲学の開拓者,構想力

三木清三木清は大正・昭和期の哲学者。主著『パスカルにおける人間の研究』、『歴史哲学』、『人生論ノート』。三木清は、兵庫県出身。、京都帝国大学の文学部哲学科に入学し、西田幾多郎の下で学ぶ。ドイツに留学後、日本に帰国し法政大学の教授となりマルク...
日本史

古学|新しい武士のあり方,古義学、古文辞学

古学古学は、山鹿素行から始まった学問で、朱子学の理を重んずるところを批判し、孔子や周公旦の教えを基本とした、日常に役立つ実用的な学問を目指した。古典を重んじる文献学である。山鹿素行の士道、伊藤仁斎の古義学、荻生徂徠が古文辞学その代表である。...
世界史

禅宗|禅,ZEN,曹洞宗,臨済宗,道元,栄西

禅宗禅宗は、坐禅宗の略で、身を正して坐し、呼吸をととのえ、調息心をととのえる(調心)坐禅の実修を核心とする宗派である。仏心宗ともよばれる。5世紀ごろ、インドの僧である達磨が、中国に伝えて発展した仏教の一派である。坐禅は仏教の修行法のひとつに...
政治

崇仏論争(崇仏廃仏論争)|蘇我氏と物部氏・中臣氏

崇仏論争(崇仏廃仏論争)崇仏論争(崇仏廃仏論争)とは、もともと土着の宗教観をもっていた日本に552年あるいは538年に、仏教が伝わり、信仰の対象となってきた。それにともない、仏教の受容を主張する蘇我氏と、それに反対する物部氏・中臣氏のあいだ...
宗教

空海(弘法大師)|真言宗の開祖,密教,大日如来,即身成仏

空海空海(774~835年)は真言宗の開祖。主著『即身成仏義』『十往心論』『三教指帰』『性霊集』。最澄とともに平安仏教を代表する仏僧で弘法大師と呼ばれる。讃岐国郡(現在の香川県善通寺市)に郡司の子として生まれる。15歳のとき上京し、『論語』...
人文科学

吉田松陰|思留め置かまし大和魂

吉田松陰 1830~1859吉田松陰は、幕末期の思想家・教育者。主著は『講孟余話』『留魂論』。長州藩の下級武士の子として生まれ、5歳のとき兵学師範の吉田大助の養子になり、山鹿流兵学を学ぶ。家学に没頭し才覚を示し、藩の兵学の師範となった。18...