工学

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重ね板ばね

重ね板ばね 重ね板ばねとは、三角板ばねの板を細長く切断し、重ねて省スペースにしたもので自動車などの緩衝装置として使われている。センターボルトで締め付け固定する方法と胴締金具で固定する方法がある。 同じ板厚が重...
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薄板ばね

薄板ばね 薄板ばねとは、薄板材料を打ち抜き加工および曲げ加工により成形するばねで、一定の荷重で保持する目的で使用される。また、板材を使用したばねとして、複数の板を重ねた重ね板ばねもある。 長方形ばね 長方形の形...
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コイルばね|エネルギーの吸収・放出を行い、垂直方向にたわむばね

コイルばね(圧縮ばね) コイルばね(圧縮ばね)は、円あるいは四角の線材をコイル状に巻いたばねで、上下から垂直方向にたわむ。弾性変形によりエネルギーの吸収・放出を行う機械要素で、圧縮力・引張力、ねじり用の機能を持つ。 ...
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セブゼロ処理

サブゼロ処理 サブゼロ処理とは、鋼の熱処理のうちのひとつで、焼入れした後に、液体窒素などで0℃以下まで急冷させる方法である。マルテンサイト組織に変化することで、硬度を上げることができる。
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焼ならし

焼ならし 焼ならしとは、鋼の熱処理のうちの一つで、オーステナイト領域まで加熱した後に空冷する方法である。微細なフェライトまたはセメンタイトとパーライトの混合組織に変態し、強さや靭性の改善、耐摩耗性の向上や経年変化の防止などに役立つ。 ...
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焼戻し

焼戻し 焼戻しとは、焼き入れした鋼に行われる鋼の熱処理で、要求される硬度を得るために150~650℃の範囲で再加熱した後、空冷または急冷を行う熱処理である。硬度や機械的資質をコントロールし、特に焼き入れで失われた靭性(粘り強さ)や延性...
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焼き入れ

焼き入れ 焼き入れとは、オーステナイト領域と呼ばれる領域(A1またはA3変異態以上)まで加熱した後、水や油で急冷させる方法である。急冷によりオーステナイト組織がマルテンサイト組織に変態することで、硬化させることができる。一方で、靭性(...
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焼きなまし

焼きなまし 焼きなましとは、鋼の熱処理のひとつで、550℃から650℃ぐらいの温度で加熱したあと空冷(もしくは炉玲)することで、冷間加工、溶接、鋳造などによって生じた応力を除去する熱処理である。焼鈍(しょうどん)とも呼ばれ、完...
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ねじ部の長さとねじ穴の深さの計算

ねじ部の長さとねじ穴の深さの計算 ねじとねじのかみ合いの長さの決定方法は、多くのエンジニアの経験則の方法として、ねじサイズの0.8d(あるいは3ピッチ以上)で決めることができる。この方法は簡易なため多く利用される。ただし、小さすぎるね...
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隅肉溶接(すみ肉溶接)

隅肉溶接 隅肉溶接(すみ肉溶接)とは、板と板を突き合わせ、そのすみに溶接する溶接方法である。2枚の板に前面にいれる前面隅肉溶接、側面に入れる側面すみ肉溶接これに対して突き合わせ溶接がある。 前面隅肉溶接の引張応力 ...
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