宗教

世界史

アッバース朝|多民族のためのイスラム教を成し遂げた帝国

アッバース朝 アッバース朝は、アッバース家のアブー=アルアッバースが開いたイスラム王朝である。過激シーア派や非アラブ系改宗者の不満を利用して建国されたが、その後、シーア派を弾圧し、多数派のスンニ派を保護した。アラブ人の徴税面での特権を...
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ウマイヤ朝|イスラム帝国の拡大とシーア派・スンニ派の分裂

ウマイヤ朝 ウマイヤ朝は、ムアーウィヤの開いた王朝で正統カリフ時代以降のイスラム帝国である。都はダマスクス。ウマイヤ朝以前は、ウマイヤ家がカリフを世襲した。西北インドからアフリカ北岸・イベリア半島にいたる領域を支配する大帝国を樹立し、...
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正統カリフ|ムハンマドから4代続いたカリフのイスラム帝国

正統カリフ 正統カリフ(632~661)は、ムハンマドの死後、選挙制によって選出された初代から4代までのカリフの時代である。アブー=バクル、ウマル、ウスマーン、アリーの4人であった。正統派カリフの時代に、アラビア半島の支配を確立し、さ...
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世界三大宗教|仏教・キリスト教・イスラム教

世界三大宗教 仏教・キリスト教・イスラム教 世界三大宗教とは、仏教、キリスト教、イスラム教のことで、すべての人間を平等に取り扱い、階級や貧富を超えた、広い愛を唱えたことに共通点があるが、この点で、その教えは広がり、世界的宗教といわれる...
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イスラム教の歴史|ムハンマドによるイスラム教の創始

イスラム教の歴史 イスラム教は、ムハンマドによって創始された。アラビア半島では土着の宗教が信仰されていたが、貧富の拡大に伴い、多くの民衆が苦しんでいた中でイスラム教は身分をこえた平等を説いたため、急速に広まるようになった。また宗教的寛...
世界史

イスラム世界|イスラム教が根付いた地域,世界史

イスラム世界 イスラム世界とは、イスラム教の信仰が社会的に大きな意味を持っている地域の全域をいう。最初は7世紀にイスラム教が成立したアラビア半島で形成され、8世紀に西アジアから北アフリカを経てイベリア半島にまで急拡大した。その後さらに...
世界史

道教|儒教、仏教に並ぶ中国の栄えた宗教

道教 道教は、中国固有の宗教である。儒教・仏教と並ぶ中国主流の3宗教の一つで、神仙思想・老荘思想・陰陽五行説・易・呪術・占下などさまざまな要素が融合し、致富や不老長寿など現世利益的性格が強い。後漢時代の末期、太平道・五斗米道(天師道)...
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後漢|ローマ帝国へ、シルクロードを生んだ中国王朝

後漢 後漢は、新を倒した劉秀が再建した漢王朝である。都は洛陽におかれ、東漢とも呼ばれる。後漢は、家族連合政権の性格を持ち、前半は政治的に安定し、後半は積極的な政策を行い、西域経営を進め、シルクロードと呼ばれる、西側との交易の道を確立し...
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道家|胡蝶の夢、あるがままに生きることを説いた中国思想

道家 道家は、諸子百家の一つで老子や荘子によって作られた。老子は実在しないという説もある。孔子を始めとする儒家が人間的であり、道徳規範を押しつけた形であるのに対し、老子は、宇宙の根源である道(タオ)を信仰し、無為自然の、あるがまま生き...
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サータヴァーハナ朝(アーンドラ朝)|南インドで栄えた竜樹を輩出した国家

サータヴァーハナ朝(アーンドラ朝) サータヴァーハナ(前1ー後3世紀)はマウリヤ朝の没落後、前2世紀頃、南インドで栄えたドラヴィダ系アーンドラ族の王朝である。ドラヴィダ人がデカン高原を中心に建てた国で、北インドを一時は支配した。早くか...
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