普通公差|JIS,寸法公差とそのばらつき

普通公差

普通公差とは、設計や加工の際、狙いの寸法に対して、一定の許容差を設けることをいう。普通公差は、寸法のばらつきのうち組立て、機能に支障がない程度の寸法で設けられる。普通公差よりも厳密な寸法が必要なときは個別に寸法公差が決められる。

寸法のばらつき

現場で加工する際、図面に描かれた寸法と比べて必ず加工誤差が生じる。また、加工誤差をなくすよう極端な精密加工を行えば、無駄なコストや納期に計上される。そのため、製作しようとするモノに対して、寸法公差を設け、機械の機能や寿命に差し支えない程度の誤差は許容する必要があり、そのため普通公差という、一括でばらつきを許容する公差が設けられた。

面取り部分を除く長さ寸法に対する許容差(JISB 0405 : 1991)

面取り部分を除く長さ寸法に対する許容差(JIS B 0405 1991)

面取り部分を除く長さ寸法に対する許容差(JIS B 0405 1991)

面取り部分の長さ寸法(かどの丸みおよびかどの面取り寸法)に対する許容差

面取り部分を除く長さ寸法に対する許容差(JIS B 0405 1991)

面取り部分を除く長さ寸法に対する許容差(JIS B 0405 1991)

角度寸法の許容差(JIS B 0405:1991より抜粋)

角度寸法の許容差(JIS B 0405 1991)

角度寸法の許容差(JIS B 0405 1991)

図面上の指示

普通公差を適用する場合には、表題欄の中に〝JIS B 0405〟、〝JIS B 0405-m〟と表記する。