同盟市戦争|ローマ帝国の支配に対する同盟市の反乱

同盟市戦争

同盟市戦争は、前91年、イタリアの同盟市が市民権を求めて起こした戦争である。共和政ローマの侵略戦争に協力を強いられていたイタリアの同盟市が、多くの死者を出したにもかかわらず、ローマ市民権をもたないために戦利品や土地の分配の利益を与えることはできなかった。植民市の不満は蓄積され、平民派は彼らへの市民権付与を提案したが閥族派によって退けられた。

目次

ローマ帝国の譲歩

ローマ帝国は門閥派のスラの活躍によりイタリアの全自由民に市民権を与えることで沈静化をはかった。結果、ローマは、全イタリアを領域下におさめることになり、都市国家としての性格は失われるようになる。

民会

当時、イタリアの市民権を認めたものの、ローマ市での民会などの機関は都市国家時代を引き継いだものとなっており、遠隔地の市民が実際には政治に参加することができなかった。