千葉佐那子

千葉佐那子

千葉佐那子は、千葉道場の一代目重太郎の妹である。北辰一刀流の免許皆伝を受けた。剣術や馬術もできた。絵を嗜んだ。気立ては優しく口風もすくない。坂本龍馬と婚約したが、結婚にはいたらなかった。生涯結婚はせず、明治15年、学習院の女子部の舎監になり、明治18年には東京千住に「千葉治療院」を開業する。59歳で病没した。佐那子には近い縁者がない。墓は一時東京谷中におかれるが、親交があった民権運動家小田切謙明の子が佐别子の墓を甲府の謙明の墓といっしょに移築した。佐那子の墓碑には「坂本龍馬室」と記された。

坂本龍馬との出会い

坂本龍馬と太刀合つたが、坂本龍馬を負かす。坂本龍馬は激怒して、組み打ちで佐那子を倒し、馬乗りになった。佐那子はそれを恥、自分の部屋に閉じこもってしまう。一度、坂本龍馬は江戸を離れるが、また再開し婚約する。坂本龍馬の姉である乙女に紹介し結納を行った。千葉家から龍馬に短刀ひと振りが贈られる。龍馬からは、松平春嶽から貰った紋付を贈った。しかし結婚には至らなかった。のち、結婚したお龍は「龍馬は佐那子のことを取り合わなかつた」と述べている。