倫理学

人文科学

和辻哲郎|思想と哲学,『倫理学』,間柄的存在,風土

和辻哲郎 和辻哲朗は昭和時代に活躍した哲学者・倫理学者である。主著は『古寺巡礼』『風土』『日本精神史研究』『人問の学としての倫理学』『倫理学』『日本倫理思想史』など倫理学に関する多数の本を出版している。岡倉天心、ケーベル、夏目漱石、西...
世界史

功利主義|倫理学,ベンサム,J.S.ミル

功利主義 utilitarianism 功利主義とは、行為の善悪の判断を、その行為が快楽や幸福をもたらすか否かに求める倫理観。功利とは、利益・快楽・善・幸福を拡大させることに役立ち、損・苦痛・悪・不幸を減少させることをいう。功利主義は...
人文科学

人格|カント,西田幾多郎

人格 人格とはそのひとの人間性を指す。人格がよいとは、人間性が優れていることを指す。学問でもさまざまな扱いが成されており、心理学では、性格を意味的に広げて使用され、個人の行動原理を示す。倫理学では、特にカントは、自律した個人が、みずか...
哲学

道徳性

道徳性 道徳性とは、理性による道徳法則に従い、善をなすべしという義務に基づいて行為することをいう。道徳法則を動機とすることに道徳的な価値を見出すことができる。その行為が法律やルールによるもの
哲学

善意志|カント

善意志 善意志とはカントの倫理学の重要用語で、義務に従って常に善をなそうとする意志をさす。カントは、行為の目的や結果よりも、それをなす動機となる善意志を無条件に善いものと認めた。(動機主義)勇気や才能や財産などは、善意志に導かれること...
哲学

実践理性|カント

実践理性 実践理性(良心・善意志)とは、カントの倫理学にいて、人間に生まれながら先験的なにそなわっている理性で、善を実践しようとする道徳的な意志能力能力である。カントによれば、人間の認識は経験の範囲に限定されるから、認識を超えてしまう...
哲学

アレテー(徳)|ソクラテス

アレテー (徳) arete アレテーとは、魂にそなわる優れた性質・魂の優秀性や徳を示す。ギリシア語のアレテーは、あるものの本来の機能の働きをよくするもので優秀性・卓越性を意味した。ソクラテスは、それに倫理的な意味を持たせ、人間の人...
人文科学

アリストテレスの倫理学

アリストテレスの倫理学 アリストテレスは最高の善を幸福(エウダイモニア)と考えた。幸福とは人間の本来持っている特質を十分発揮するという。人間の本来持っている特質とは、価値のことで、人間の徳(アレテー)である。理性の純粋な活動を楽しむ観...
人文科学

アリストテレス|あらゆる学問の基礎を築いた哲学者

アリストテレス  Aristoteres B.C.384~B.C.322 アリストテレスAristoteresは、古代ギリシアの哲学者。主著は『形而上学』、『ニコマス倫理学』、『政治学』、『自然学』、『詩学』。(アリストテレスの著書)...
人文科学

J.S.ミル|満足した愚者より不満足なソクラテスがいい

ジョン・スチュアート・ミル John Stuart Mill ジョン・スチュアート・ミルはイギリス・ロンドン出身の哲学者・経済学者である。主著『功利主義』、『自由論』。ロンドンに生まれ、ベンサムと交友関係にあった父のジェームズ=ミルか...
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