工学 熱流束|熱流の面積の単位時間あたりの熱量 熱流束 熱流束は、熱流(熱エネルギーが高温から低温に移動しているときの流れ)に直角微小面積の単位時間あたりの熱量をいうqである。単位はW/m²である。 2023.01.07 工学
工学 熱力学第二法則|すべてを仕事に置き換えることはできない 熱力学第二法則 the second law of thermodynamics 熱力学第二法則とは、熱は仕事に変換できるが、いかなる熱機関も仕事に変換するときに仕事の一部の損失がともなうという法則である。すべての熱を仕事に変換するこ... 2021.10.17 工学物理学
工学 スターリングサイクル|外燃式ピストンエンジンのガスサイクル スターリングサイクル スターリングサイクルは、外燃式ピストンエンジンに適用されるガスサイクルである。気体は温めると膨張し、冷めると圧縮する性質を利用し、シリンダ内の作動ガスを外部から加熱・冷却することで圧縮させ、仕事を得ているサイクル... 2021.10.23 工学物理学
工学 理想気体|気体の性質を理想化したもの 理想気体 ideal gas 理想気体(完全ガス)とは実在気体の性質を理想化したもので、実際には存在しない理論モデルである。衝突以外の相互作用がなく、自由に運動する質点として考える気体である。空気、水素、ヘリウム、メタンガスなどは理想... 2021.10.10 工学物理学
工学 比熱|熱の伝わりやすさ 比熱 比熱とは熱の伝わりやすさで、温度を1℃(K)あげるのに必要な熱量のことをいい、体積が一定のものが定容比熱、圧力が一定のものが定圧比熱という。現実では、体積・圧力ともに異なるため、理想気体を想定して考察されている。また、定圧比熱と... 2021.10.16 工学物理学
工学 熱伝導 (伝導伝熱) 熱伝導 (伝導伝熱) 熱伝導とは、物質の中で熱が伝わる(移動する)ことで、熱の伝わりやすさには物質によって異なる(熱伝導率)。ガラス板やコンクリートの壁などの平板の熱伝導を考えたとき、それぞれの材質に応じて熱伝導率が異なり、熱の伝わり... 2021.10.24 工学
工学 熱力学|熱機関とエンジンの発展 熱力学 熱力学とは現象を温度や熱という観点から取り扱い体系化した学問である。熱力学第ゼロ法則から熱力学第三法則までの四つの基本原理の上に学問体系が築かれている。熱力学は、蒸気の有効利用、熱機関のサイクル論に基づく熱効率向上、伝熱、燃焼... 2019.02.14 工学物理学
工学 発熱量 発熱量 発熱量とは、標準気圧・はじめと終わりの温度を0°Cの下で完全に燃焼したときに発生する熱量である。単位は、固体燃料と液体燃料の下では、単位量を質量単位としたで表し、気体燃料では単位量を容積とした で表す。 ... 2021.10.24 工学物理学
工学 熱|物質間のエネルギーの流れ 熱 熱とは物質の温度変化をいう。通常、熱は暖かいほうから冷たいほうへ伝わっていく。また熱は、熱エネルギーとして仕事を行えるエネルギー源として利用され、社会の発展ができる。 伝熱 熱は、物質間のエ... 2019.04.06 工学物理学
工学 熱機関|熱エネルギーを仕事に変換する装置 熱機関 熱機関とは熱をエネルギーを動力として、自動車のエンジンのように機械的な仕事に変換している機械のことをいう。燃料を燃焼させて、その熱エネルギーを機械エネルギーに変換する機関である。蒸気機関、ガソリン機関、ディーゼル機関、ロケット... 2021.10.08 工学物理学