工学

熱電対|種類の異なる金属導体で構成された温度センサ

熱電対 熱電対とは、電導性のある、二種類の異なる金属導体で構成された温度センサで、物質内の2点間の温度差によって生じる起電力を測定することで温度を測定する装置である。温度の測定範囲は、おおよそ-200℃から+1700℃からで比較的安価...
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熱機関|熱エネルギーを仕事に変換する装置

熱機関 熱機関とは熱をエネルギーを動力として、自動車のエンジンのように機械的な仕事に変換している機械のことをいう。燃料を燃焼させて、その熱エネルギーを機械エネルギーに変換する機関である。蒸気機関、ガソリン機関、ディーゼル機関、ロケット...
工学

温度|摂氏、華氏、絶対温度

温度 温度とは、熱を定量的な数値で表した指標で、暖かさや冷たさを表す度合いとして使われる。一般には水の氷点を0、沸点を100とした摂氏温度(°C)で表記される。一方、物理学、化学、工学では、絶対温度(K:ケルビン)を用いることが多い。...
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熱伝導率|熱の伝わりやすさ

熱伝導率 熱伝導率は、物体の中の熱の伝わりやすさを示す数値である。単位は熱伝導率が小さい材料は断熱保温性能がよくなり、熱伝導率が大きい材料は放熱性能がよくなる。 一般に、金属>非金属>液体>気体となる。特に真空状態では、熱伝導率が0と...
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熱|物質間のエネルギーの流れ

熱 熱とは物質の温度変化をいう。通常、熱は暖かいほうから冷たいほうへ伝わっていく。また熱は、熱エネルギーとして仕事を行えるエネルギー源として利用され、社会の発展ができる。 伝熱 熱は、物質間のエ...
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熱力学|熱機関とエンジンの発展

熱力学 熱力学とは現象を温度や熱という観点から取り扱い体系化した学問である。熱力学第ゼロ法則から熱力学第三法則までの四つの基本原理の上に学問体系が築かれている。熱力学は、蒸気の有効利用、熱機関のサイクル論に基づく熱効率向上、伝熱、燃焼...
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