哲学 理論理性|カント 理論理性 理論理性とは、対象を認識する先験的な能力で主にカント哲学の用語として使われる。理論理性に対し、善を実践しようとする道徳的な意志能力を実践理性という。 目次 悟性 カン... 2017.12.31 哲学
人文科学 人格|カント,西田幾多郎 人格 人格とはそのひとの人間性を指す。人格がよいとは、人間性が優れていることを指す。学問でもさまざまな扱いが成されており、心理学では、性格を意味的に広げて使用され、個人の行動原理を示す。倫理学では、特にカントは、自律した個人が、みずか... 2017.12.31 人文科学哲学心理学
哲学 コペルニクス的転回 カント コペルニクス的転回 コペルニクス的転回とは、対象が意識を規定するのではなく、意識が対象を規定するというカントの哲学の用語。カント自らがコペルニクスの業績(地動説による天文学の大転換)になぞらえて名付けた。従来の認識の捉え方が、認識する... 2017.12.31 哲学
哲学 『純粋理性批判』カント 『純粋理性批判』カント 『純粋理性批判』(1781)はカントの主著で、おもにカントの認識論が書かれている。人間の理性を検討し、理性がおよぶ範囲を限界をつけ、その範囲内での理性の正当な権限を主張している。発表されてからすぐに、重要な著作... 2018.01.01 哲学
哲学 物自体|カント,哲学,思想 物自体 物自体とは、カントの認識論において重要な言葉で、感覚的に知覚できない、物それ自体のことを示す。カントによれば、われわれの認識は、物それ自体を直接認識することができない。リンゴそれ自体の形や味、匂いを認識することができず、認識で... 2017.12.31 哲学
哲学 『実践理性批判』カント 『実践理性批判』(1788年)とは、人間の道徳的能力としての実践理性を検討したカントの倫理学・道徳論である。理性が立法した道徳法則にみずから従う、自律的で自由な主体としての人格について説かれる。 『純粋理性批判... 2018.01.01 哲学
人文科学 カントの認識論 カントの認識論 カントの認識論は大陸にみられる合理論とイギリスにみられる経験論を否定したことにその特徴がみられる。合理論は、われわれの認識の可能性やその本質、限界等に関する省察を欠き、ひたすら認識能力を信頼して、知識の無限の妥当性を信... 2017.05.24 人文科学哲学
哲学 総合判断と分析判断|カント 総合判断と分析判断 総合判断、分析判断とは、ドイツの哲学者カントの認識論に関する重要な用語。カントは人間の判断を分析判断と総合判断の2種類に分類する。分析判断とは、は述語の概念がすでに主語の概念の中に含まれている判断であり、総合... 2017.12.31 哲学
哲学 善意志|カント 善意志 善意志とはカントの倫理学の重要用語で、義務に従って常に善をなそうとする意志をさす。カントは、行為の目的や結果よりも、それをなす動機となる善意志を無条件に善いものと認めた。(動機主義)勇気や才能や財産などは、善意志に導かれること... 2017.12.31 哲学
哲学 二律背反 カント 二律背反 Antinomie 二律背反(アンチノミー)とは、二つの法則や命題が同じだけの妥当性を持ちながら、たがいに矛盾して両立しないことを示す。ドイツ語では、アンチノミーという。言葉自体は古くからあったが、カントに至って主題化した。... 2017.12.31 哲学