カント

哲学

善|哲学,宗教,善とはなにか。

善|哲学,宗教 善とは、倫理や道徳において使われる言葉で倫理的・道徳的であることを意味する。徳や良心など。ニュアンスは幅く古代ギリシアの哲学者アリストテレスは「“善い”という言葉は“有る”と同じように多くの意味で使われると述べている。...
哲学

善意志|カント

善意志 善意志とはカントの倫理学の重要用語で、義務に従って常に善をなそうとする意志をさす。カントは、行為の目的や結果よりも、それをなす動機となる善意志を無条件に善いものと認めた。(動機主義)勇気や才能や財産などは、善意志に導かれること...
哲学

カテゴリー|カント

カテゴリー 認識論におけるカントの用語で主観が先験的にそなえている思考の形式・枠組みを指す。主観は、感性に経験的(アポステリオリ)に与えられた多様な感覚的印象を、先験的な悟性の思考形式(カテゴリー)のもとに包摂し、その枠組みの中で統一...
哲学

アポステリオリ|カント

アポステリオリ(後天的・経験的) アポステリオリとは、経験に基づき、経験から得られた認識。これに対し、経験に由来しない、生まれながらの認識をアプリオリという。 カントの認識論 認識がすべてアポステリオリ(経...
哲学

アプリオリ

アプリオリ アプリオリとは、本来は、「〜より先に」という意味で、経験に先立ち、経験から得られたのではない生得的な経験をさす。反対語は、経験に基づき、経験から得られたものはアポステリオリ(後天的)である。カントの批判哲学において有名な言...
哲学

実践理性|カント

実践理性 実践理性(良心・善意志)とは、カントの倫理学にいて、人間に生まれながら先験的なにそなわっている理性で、善を実践しようとする道徳的な意志能力能力である。カントによれば、人間の認識は経験の範囲に限定されるから、認識を超えてしまう...
哲学

理論理性|カント

理論理性 理論理性とは、対象を認識する先験的な能力で主にカント哲学の用語として使われる。理論理性に対し、善を実践しようとする道徳的な意志能力を実践理性という。 悟性 カントは認識するとき、人間は...
哲学

二律背反 カント

二律背反 Antinomie 二律背反(アンチノミー)とは、二つの法則や命題が同じだけの妥当性を持ちながら、たがいに矛盾して両立しないことを示す。ドイツ語では、アンチノミーという。言葉自体は古くからあったが、カントに至って主題化した。...
人文科学

理性|古代ギリシア,アリストテレス,スコラ哲学,カント

理性 理性,Vernunft,reason,raisonは、ラテン語のratioに由来し、このratioはギリシア語のロゴスを訳したものである。1.一般に物事を論理的・概念的に判断する思考能力。2.正当な倫理的判断を行い、道徳や道理に...
哲学

コペルニクス的転回 カント

コペルニクス的転回 コペルニクス的転回とは、対象が意識を規定するのではなく、意識が対象を規定するというカントの哲学の用語。カント自らがコペルニクスの業績(地動説による天文学の大転換)になぞらえて名付けた。従来の認識の捉え方が、認識する...
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