RzJIS(十点平均粗さ)|凸と凹との差を10点とる表面粗さ

RzJIS

RzJISとは、十点平均粗さともいい、表面粗さの値である。粗さ曲線からその平均線の方向に基準長さだけを抜き取り、この抜取り部分の平均線から縦倍率の方向に測定した、最も高い山頂から5番目までの山頂の標高の絶対値の平均値と、最も低い谷底から5番目までの谷底の標高の絶対値との和を求め、この値をマイクロメートル(μm)で表したものをいう。

RzJIS

RzJISとは、Rzが基準長さの最も高い凸と最も浅い凹の差の一点をとるのに対し、RzJISはそれぞれ10点の範囲をとった値である。

RzJISの範囲の製図とその値

RzJISを示すためにはRzJIS + 数値で表される。表面粗さの製図を参考のこと。

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