芸術

人文科学

柿本人麻呂|百人一首にも選ばれた歌人,万葉集

柿本人麻呂柿本人麻呂は、飛鳥時代後期から奈良時代初期にかけて活躍した日本の歌人である。出生は不明であるが、歌人としての才能に優れ、上代歌謡と漢詩を融合させた和歌の形式を生み出した。後世において山部赤人とともに「歌聖」と称され、『万葉集』の第...
日本史

味摩之|百済の伎楽舞

味摩之(みまし)味摩之(みまし)は百済の伎楽舞の役者である。612年、百済から味摩之が来日し、大和の桜井に滞在している。伎楽舞とは、インド・チベット地方の民族舞踊が発達したもので、仮面をつけ、音楽にあわせて軽妙洒脱なコントを演じる。中国の宮...
文学

ジョヴァンニ・ボッカッチョ|イタリアの詩人,小説家

ジョヴァンニ・ボッカッチョ Giovanni Boccaccio 1313-75ボッカッチョは、ルネサンスのイタリアの詩人・小説家。主著は、小説『デカメロン』『フィロコロ』。長詩『愛の幻影』『フィエソーレ』。父はボッカッチョ・ディ・ケルリー...
芸術

ミディアムタームノート|中期的な資金調達のために発行する柔軟な債券

ミディアムタームノートとは ミディアムタームノート(Medium-Term Note、MTN)とは、金融市場における中期の債券であり、企業や金融機関が資金調達のために発行する債務証書の一種である。一般的には2年から10年の償還期間を持ち、発...
人文科学

小林秀雄|文芸評論,批評という新しい文学の確立

小林秀雄小林秀雄は、昭和期の文芸評論家で日本の近代批評を確立する。主著は『無常ということ』、『考えるヒント』、『本居宣長』である。東京出身。父はベルギーで学んだ技術者で、幼いころから西洋的な洗練された知性環境の中で育った。東京帝国大学(現東...
日本史

浅草オペラ|大衆芸能の夢舞台

浅草オペラとは浅草オペラは、大正期の東京・浅草を中心に流行した大衆的な歌劇・レビュー風舞台の総称である。西洋のオペラやオペレッタの要素を取り入れつつ、日本語の台詞や流行歌、踊り、滑稽味を強め、庶民の娯楽として広く受容された点に特色がある。近...
日本史

天香久山|大和三山の霊峰

天香久山天香久山は、奈良県中部の大和盆地南部に位置する小丘であり、古代ヤマトの政治空間や文学的想像力と深く結びついた地形である。周囲の平野からなだらかに立ち上がる姿は、都城の景観を構成する要素となり、宮都・歌枕・祭祀の場として重層的な意味を...
日本史

『腕』(彫刻)|生命を刻んだ高村光太郎の木彫傑作

『腕』(彫刻)『腕』(彫刻)は、近代彫刻の父と称されるフランスの彫刻家オーギュスト・ロダンによって制作された、人体の「腕」の部分のみに焦点を当てた一連の作品群を指す。ロダンは身体全体を描写する伝統的な彫刻の形式から脱却し、身体の一部だけでも...
芸術

『天草版伊曽保物語』|南蛮文化が伝える寓話翻案の源流

天草版伊曽保物語天草版伊曽保物語は、16世紀末に西洋由来の寓話集であるイソップ物語を日本語で翻案し、キリシタン印刷によって刊行された書物である。日本で早い時期に活字で刷られた散文作品の1つに数えられ、物語としての面白さと同時に、当時の口語に...
日本史

安藤広重|浮世絵風景画の巨匠

安藤広重安藤広重は江戸後期を代表する浮世絵師であり、風景版画を中心に都市の景観や旅情、季節の移ろいを鮮やかに定着させた人物である。名所を主題とする連作を通じて、江戸の人々が共有した「見たい場所」「行きたい道」のイメージを広め、木版多色摺りの...