日本思想

宗教

栄西|臨済宗,公案と禅問答,不立文字,茶

栄西栄西(1141~1215)平安時代末期から鎌倉時代初期の僧。日本臨済宗の開祖。主著『興禅護国論』、『喫茶養生記』。当初は、比叡山で天台宗を学んだ。2度目の入宋のときに臨済禅を学び、帰国後、天台宗の内部で禅定を強調し、禅宗の布教につとめて...
哲学

中江藤樹|日本陽明学の祖,良知,孝は広大で無限の徳

中江藤樹中江藤樹は、江戸時代初期の儒学者。日本における陽明学派の祖とされる。主著は『翁問答』、『大学考』、『中庸解』(ちゅうようかい)、『鑑草』。中江藤樹は当初は朱子学の立場であったが、陽明学を読んだのをきっかけに朱子学の理念的傾向を批判し...
宗教

最澄|天台宗一乗思想,国宝とは何物であるか。

最澄最澄は日本天台宗の開祖で、空海とともに平安仏教を代表する僧である。死後、伝教大師とおくり名された。主著は『顕戒論』『山家学生式』。近江国滋賀郡(滋賀県近江市)に生まれ、渡来人の家系であったと伝えられている。13歳の時、近江国分寺に入り、...
日本史

平塚らいてう|元始、女性は実に太陽であった。

平塚らいてう平塚らいてうは、大正・昭和期の代表的な女性解放運動家である。主著『現代と婦人の生活』。日本におけるフェミニズム運動の先駆者であり、思想家、作家、そして社会運動家である。学生時代から禅などの宗教・哲学に強い関心をもち、また22歳の...
哲学

西田幾多郎|哲学と思想、純粋経験、絶対無,西田哲学

西田幾多郎西田幾多郎(1870〜1945)は、近代日本の哲学者。独自性の強い哲学は西田哲学と称される。主著は『善の研究』『思索と体験』『無の自覚的限定』。西田の生涯は明治維新から敗戦という日本の近代そのものであった。西田は東洋の形而上学の伝...
日本史

福沢諭吉|慶應義塾,啓蒙思想,「天は人の上に人を造らず」

福沢諭吉福沢諭吉は、明治時代の代表的啓蒙思想家。主著『文明論之概略』『学問のすすめ』『西洋事情』。豊前(大分県)の中津か藩の下級武士の家に生まれ、身分が低いゆえに不遇であった父親を思って、のちに「門閥制度は親の敵などでござる」と語った。欧米...
宗教

山崎闇斎|垂加神道(闇斎学),朱子学と神道の融合

山崎闇斎山崎闇斎(1618~82)は江戸時代前期の朱子学者で神道を学んだ。敬と義を原理とする 理を説き、厳格な修養主義を主張した。また、朱子学者でありながら、神道を学び、儒学と神道を結びつけ垂加神道をとなえた。朱子学と神道における山崎闇斎の...
宗教

密教|マントラ,マンダラ,印契,大日如来

密教密教とは、秘密の教えという意味で、普通の仏教を顕教と呼ぶのに対して名付けられた。言葉に示されて理論的に学習可能な教え(顕教)に対し、言葉では伝えきれない神秘的な秘密の教えという意味である。思考の積み重ねでは到り得ない真理を宗教的体験で得...
日本史

本居宣長|国学、もののあわれと大和心

本居宣長本居宣長は、江戸時代中期の国学者で国学の大成者である。主著は『古事記伝』『源氏物語玉の小櫛』『玉勝問』。医学の道を進められたが、医学とともに儒教や漢学を学ぶ。その中で、荻生徂徠や契沖に触れるとともに国文学に深い関心をもった。その中で...