工学 エンタルピー|内部エネルギーと圧力エネルギーの和 エンタルピー エンタルピーとは内部エネルギーと圧力が持つエネルギーの和である。内部エネルギーおよび圧力は状態量のため、エンタルピーも状態量である。気体は内部エネルギーと圧力・体積の積を併せ持っているため、エンタルピーとして表す必要があ... 2021.10.10 工学物理学
工学 熱力学第一法則|熱は本質的には仕事と同じエネルギーの一形態 熱力学第一法則 熱力学第一法則とは、熱は本質的には仕事と同じエネルギーの一形態であるといえ、仕事は熱に変えることもでき、また、熱を仕事に変えることもでき、熱と仕事の総和は変わらないという法則である。(参考:熱力学ゼロの法則、熱力学第二... 2021.10.09 工学物理学
工学 熱力学第0法則|熱平衡の法則 熱力学第0法則(zeroth law of thermodynamics)とは、2個の物質がそれぞれ第3の物質と熱平衡の状態にあるときは、これらの2個の物体は相互に熱平衡の状態にあるという法則である。熱は高温から低温に移動するが、温度の異なるふたつの物質はいずれ同じ温度になる。 2021.10.09 工学物理学
工学 熱量|熱エネルギーを量として考えたもの 熱量 heat quantity 熱量とは、物体が高温から低温に移動するときの熱エネルギーを量として考えたものである。SI単位ではジュールを用いる。あるいは標準気圧のもとで1gの純粋な水を1°C高めるのに必要な熱量としてカロリーが使わ... 2021.10.09 工学物理学
工学 熱電対|種類の異なる金属導体で構成された温度センサ 熱電対 熱電対とは、電導性のある、二種類の異なる金属導体で構成された温度センサで、物質内の2点間の温度差によって生じる起電力を測定することで温度を測定する装置である。温度の測定範囲は、おおよそ-200℃から+1700℃からで比較的安価... 2021.10.09 工学物理学
工学 熱機関|熱エネルギーを仕事に変換する装置 熱機関 熱機関とは熱をエネルギーを動力として、自動車のエンジンのように機械的な仕事に変換している機械のことをいう。燃料を燃焼させて、その熱エネルギーを機械エネルギーに変換する機関である。蒸気機関、ガソリン機関、ディーゼル機関、ロケット... 2021.10.08 工学物理学
工学 ペクレ数 ペクレ数Peは、対流で運ばれる熱量/熱伝導で運ばれる熱量であり、Peが大きいときは対流による伝熱が支配的になり、 Pが小さいときには熱伝導による伝熱が支配的になる。 2021.09.24 工学物理学
工学 レイリー数|グラスホフ数とプラントル数の積 レイリー数は、グラスホフ数とプラントル数の積であり、自然対流の発生の有無の判別に用いられる。レイリー数が臨界レイリー数以下では自然対流は発生せず、臨界レイリー数を超えると対流が生まれる。 2021.09.23 工学物理学
工学 グラスホフ数|浮力/粘性力 グラスホフ数は、「浮力/粘性力」であり、自然対流の駆動力を表している。慣性力に対する浮力の比であるGr/Re2が1より大きい場合は自然対流が支配的、1より小さい場合は強制対流が支配的となる。 2021.09.23 工学物理学
工学 ヌセルト数 ヌセルト数は、「流れによる熱伝達による伝熱量/流れがない場合の熱伝導による伝熱量」であり、ヌセルト数が大きいことは対流による伝熱量が熱伝導に比べて大きいことを示している。 2021.09.23 工学物理学