哲学

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「知覚の束」ヒューム

知覚の束 ヒュームヒュームの経験論の本質をなす言葉。客観的実在としての自我を否定し、自我の存在は習慣に基づく単なる主観的な「感じ」であることを表現した。観念の外に実在する物体の存在を否定したバークリーの思想を推し進め、そのバークリーが実体と...
人文科学

カントの認識論

カントの認識論カントの認識論は大陸にみられる合理論とイギリスにみられる経験論を否定したことにその特徴がみられる。合理論は、われわれの認識の可能性やその本質、限界等に関する省察を欠き、ひたすら認識能力を信頼して、知識の無限の妥当性を信じていた...
哲学

想起|プラトン

想起(アナムネーシス) anamnesis[プラトン]想起とは、人間が何かを知ることは、魂がかって見たイデアを思い出すことであると考えたプラトンの概念である。プラトンによれば、人間の魂はもともとイデア界に住み、すでにイデアを知っているが、感...
哲学

明晰判明 | デカルト,ライプニッツ

明晰判明  |デカルト,ライプニッツ明晰判明とは、デカルトが、直観的に確実な明証的な真理の基準としたもの。明晰とは、精神が疑う余地なくはっきりと認識していることで、判明とは、他のものからはっきりと区別されていることである。ある観念が明晰で判...
人文科学

フリードリヒ・ニーチェ|反キリスト教と超人思想

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ Friedrich Wilhelm Nietzscheニーチェはドイツの哲学者である。主著は『ツァラトゥストラ』、『力への意志』、『善悪の彼岸』。実存主義者。キリスト教は香車に対する弱者のルサンチマン(...
人文科学

ヴァルター・ベンヤミン|哲学と思想,パサージュ論

ヴァルター・ベンヤミン Walter Bendix Schoenflies Benjaminベンヤミン(1892.7.15-1940.9.26.)は、ドイツの思想家、文芸批評家である。フランクフルト学派。主著『複製技術時代の芸術』『パサージ...
哲学

汝の意志の格率が、常に同時に普遍的な法則として妥当しうるように行為せよ

汝の意志の格率が、常に同時に普遍的な法則として妥当しうるように行為せよカントの道徳法則の根本原理を示す標語である。動機主義といい、道徳の具体的な内容は重視せず、その行為に至る動機を重要視した。いつ、どこでも妥当する普遍的な道徳の形式を示した...
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永遠の相の下に|スピノザ

「永遠の相の下に」スピノザ「永遠の相のもとに」とは、スピノザの汎神論的な哲学の中心をなす言葉。万物を永遠の神の自己表現として、神によって必然的に定められた現れとして直観することをさす。万物は、唯一の実体である神によって必然的に規定され、万物...
人文科学

絶対精神|世界精神,ヘーゲル

絶対精神ヘーゲル哲学の最高の原理で、絶対者または世界の最高原理とされる。主観的精神と客観的精神が統一された自由を本質とする。精神は、自然へと自己を対象化し(自己外化)、いったん自己と疎遠なものとなるが、自由とは他者のもとでも自分自身のもとに...
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正義|アリストテレス

正義アリストテレスは知性的徳が習性的徳を制御するというアリストテレスの倫理の基本思想に基づく。知性的徳は知識、技術、思慮、理性、英知が、習性的徳とは勇気、節度、高雅、温和、親切であるが、アリストテレスは自身の徳の考え方を正義の徳を通じて示し...