哲学

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エンペドクレス|四元素を説いた自然哲学者

エンペドクレス Empedokles,前490頃~前430頃 エンペドクレスとは、ソクラテス以前の哲学者で自然について考察する自然哲学者の一人である。アクラガス出身。万物の根源(アルケー)を「土」「水」「火」「空気」の四元素をあげ、こ...
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方法的懐疑 | デカルト

方法的懐疑 デカルト 方法的懐疑とは、確実な真理を見つけるための方法として、あらゆるものを疑う、デカルトの真理探究の方法。当時、抽象的だったスコラ哲学やアリストテレス哲学に対し、デカルトは哲学の方法として数学のような論理展開を求めた。...
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アリストテレスの著書

アリストテレスの著書 アリストテレスはプラトンに習い、対話形式や書簡体の本を出版し、没後数世紀に渡り人々に親しまれた。ところが、紀元前1世紀ごろ、アリストテレスがリュケイオンで行った大量の講義ノートが発見され、古代ローマの政治家スーラ...
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アナクシメネス

アナクシメネス Anaximenēs BC585‐BC525 古代ギリシアの哲学者。ミレトス学派。アナクシマンドロスのア・ペイロンを空気(アーエール)とした。アペイロンの無規定性、すなわち、どこにでも現れる性質のうち、それを説明するの...
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演繹法

演繹法 deductive method 演繹法とは、普遍的・客観的な原理から理性的な推論によって特殊な真理を導く推論方法。前提から論理的な筋道を立てて結論を推理すること。これに対し、具体的な事例からから推論をする方法を帰納法という。...
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『方法序説』デカルト

『方法序説』デカルト 1637年、デカルトによって発表される。デカルトの学問方法を自叙伝的に述べた。ガリレイが宗教裁判にかけられたことを聞いたデカルトが、地動説を支持する内容の『宇宙論』の刊行をとりやめ、そのかわりに発表した三つの論文...
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プロメテウス|ギリシア神話

プロメテウス Prometheus ギリシア神話に登場する巨人族タイタン(ティターン) のイーアペトスとオーケアノスの娘クリュメネーの子で神の一人。プロメテウスとは、“先に(プロ)考える者”“先見の明を持つ者”という意味である。弟は、...
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ドゥニ・ディドロ|百科全書,思想と哲学

ドゥニ・ディドロ Denis Diderot 1713.10.5 - 1784.7.31 ディドロは、フランスの啓蒙思想家で、『百科全書』の編集責任者。主著『ラモーの甥』、『ダランベールの夢』。刃物師の子として生まれ、パリで哲学・文学...
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四元徳|プラトン

四元徳 四元徳とは、古代ギリシアで重んじられた知恵・勇気・節制・正義の四つの基本的な徳(アレテー)。プラトンが魂の三分割説に対応させて説いた四元徳が代表的である。プラトンによれば、知恵は善のイデアを認識する理性の徳、勇気は理性に従って...
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永遠の相の下に|スピノザ

「永遠の相の下に」スピノザ 「永遠の相のもとに」とは、スピノザの汎神論的な哲学の中心をなす言葉。万物を永遠の神の自己表現として、神によって必然的に定められた現れとして直観することをさす。万物は、唯一の実体である神によって必然的に規定さ...
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