反抗期|第二反抗期,対処法,自我の芽生え

反抗期 はんこうき

反抗期とは、精神の発達過程でおこる子どもが自我の芽生えや自己主張の現れである。第一反抗期、第二反抗期と分かれており、第一反抗期は3〜4歳頃で、この頃幼児は話し言葉を覚え、何でも「いや」と拒否して親に反抗する。第二反抗期は12〜13歳頃から始まる思春期におこり、自我のめざめとともに自己主張や自分を認めてほしいという欲求が高まるので、まわりの大人との考え方のズレを感じ、大人の無理解や抑圧的な態度への違和感やいらだちが反抗的な態度となる。特に第二反抗期に親や周りの大人たちがその対応に苦心することも多い。

反抗期

反抗期

目次

第二反抗期

子どもが成長する過程において親やまわりの人々に対して反抗的な態度を強く示す時期で、12歳〜15歳の反抗期を第二反抗期と呼ぶ。この時期は、子どもから大人への過渡期の中にあり、精神的・社会的自我が広がっていき、精神的な自主性の主張や社会秩序への反抗などの形で現れることが多い。

第二反抗期の対処法

非行問題を研究したアメリカ合衆国の心理学者ヒーリー(W. Healy I&69〜I963)は、社会に対する反抗的な自己主張を、社会に認められた形での肯定的な自己主張にかえることが大切であるという。
また、非行だけでなく、引きこもりやモラトリアムなども引き起こすこともあり、それが青年期を超え、30代、40代の問題を引きずることもあり重大な社会問題となっている。

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