魂(プシュケー)|ギリシア語

魂(プシュケー) psyche

魂(プシュケー)とは、人間の心・霊魂のこと。ギリシア語のプシュケーは、息をすることと関係し、命あるものの生命の原理とされた。ソクラテスは魂(プシュケー)を、人間を人間たらしめるものとし、人格性のようなニュアンスで使う。ソクラテスにおいて、魂(プシュケー)について考えることは、自らの生き方について判断し、行動することである。いわば、倫理的な主体性の原理といえよう。そして「魂の配慮」を重要視し、徳をそなえた優れた魂を持って「善く生きること」こそ大切であると説いた。