道徳法則|カント

道徳法則

道徳法則とは、理性によって立てられた、普遍的な道徳の法則。道徳律ともいう。道

カントの道徳法則

カントは道徳法則が可能であるためには、自由を考えなければならないとした。そして、自由な人格の世界として我々が日常的に近くしている自然の現象の世界とは別に英知界を説いた。自然の現象界においては、因果関係にもとづき、結果はそれに先行する原因によって決定され、機械的に成立している。英知界においては、自由な主体である人格が道徳法則に基づいて行為する。道徳法則は、英知界の自由に基づいて存在しており、実践的な自由は、道徳法則に従って行為するときに認識される。カントは、自由の根拠に道徳法則を考えた。(参考:カントの倫理学