薄肉部の製図
薄肉部分とは厚みが太い部分である。ガスケットや薄板、形鋼などの断面などで表し、通常、極太線で描く。
薄肉部の断面
ガスケット、薄板、形鋼などの断面の切り口が薄い場合は、黒く塗りつぶして表現する。
薄肉部の断面
薄肉部の断面は、極太線で描くが、断面を表した極太線に沿って、板の内側寸法(板の外形寸法)になるよう、短い細い実線を描き、これに寸法線の端末記号を描く。この場合、細い実線を沿わせた側までの寸法を意味する。
内側を示す寸法
内側を示す寸法には、寸法数値の前に”int”を付記するとよい。
徐変する寸法(徐々に寸法寸法を変えていく)
製缶品の形体が徐々に寸法を増加または減少させているような寸法にしたい場合、対象とする形体から引出線を引き出し、参照線の上側に〝徐変〟と指示する。