揚力
揚力とは、一様流の中に物体があるとき、物体は流体から力を受けるが、このときの流れと直行する方向の力である。なお、それに対して、流れ方向の力を抗力という。
揚力
流体が流れるとき、あるいは物体が動くとき、抗力と揚力が物体に働くが、物体が翼のような形のとき、揚力が大きく働く。
式
揚力は下記で表される。
羽
揚力は流れと直行する方向に力なので、飛行機の翼、ターボポンプ・圧縮機・スクリューの羽根などは揚力の原理に基づく。これらにみられる羽根のような形状は、羽根の曲率の影響によって羽根の両側で圧力が異なり、その圧力差により揚力が生じる。