合理論|大陸合理論,デカルト,スピノザ,ライプニッツ

合理論 rationalism

合理論とは、確実な知識の源泉を、理性による思考に求める考え方である。明証的な原理から、論理的な推理によって確実な知識を導き出す演緯法を真理探究の方法とする。理性の明証性を拠りどころに知識を導く合理論は、経験から知識を帰納する経験論と対立した。17世紀に、デカルトスピノザライプニッツらによって確立され、ベーコンに始まるイギリス経験論に対して、大陸合理論呼ばれる。

デカルト

デカルトは方法的懐疑によって明晰判明な議論の出発点を明確化する。懐疑論のような方法で、すべてを疑い少しでも疑いうるものは確実かどうかわからないとして議論から排除する。そうして残ったもの、つまり、疑っても疑いきれなかったものを真理とした。「我思う。ゆえに我あり」という言葉で表されるように、疑っても疑いきれないもの、それは疑っている本人、自我である。デカルトは、この自我を出発点とし演繹的に議論を展開した。