ピューリタニズム|イギリスの宗教改革

ピューリタニズム(清教主義)

ピューリタニズム(清教主義)とは、16~17世紀のイギリスで、宗教改革を徹底して信仰を純化しようとしたプロテスタント(カルヴァン派)の一派。信仰を浄化することをピューリファイというが、カルヴァン派の考えではイギリス国教会の宗教改革は、教会から浄化し、「清く」するには不十分だった。ピューリタンたちは、国王を首長とするイギリス国教会の宗教改革の不徹底さを批判し、カルヴァン主義による徹底的な宗教改革を求め、聖書に基づく禁欲的生活と信者の自由意志に基づく共同体の建設をめざした。ピューリタンは、熱狂的で声が高い改革派だったと言われている。

ピューリタンたちの扱い

16~17世紀では、シェイクスピア、クリストファー・マーロウ、エドマンド・スペンサーの活躍から劇場、音楽、詩文に焦点があたりやすく、反面、ピューリタンたちは脚光を浴びにくい。それどころか宗教的熱狂主義の無粋者として扱われることも多い。しかしながら、同時代のイングランドでは教育レベルも高く、ケンブリッジ大学はピューリタンの思想の拠点になっており、また、経済界を動かすピューリタンも少なくなかった。

アメリカへの影響

一部は、信仰の自由を求めて1620年にメイフラワー号でアメリカ大陸に渡り、また、イギリスのピューリタン(清教徒)革命の推進力になった。