『マハーバーラタ』|インドの二大叙事詩のひとつである

『マハーバーラタ』

『マハーバーラタ』は、バラタ族の王位と領土をめぐるいとこ間の争いを主題とした作品で、18編10万詩句からなっている。サンスクリット文学のひとつで、『ラーマーヤナ』と並ぶインドの二大叙事詩のひとつである。詩中のいたるところに神話・伝説・哲学・宗教・政治・社会など多方面にわたる言及があり、古代インド研究の重要な資料である。東南アジアにも伝わり、各地の民衆文学や芸術に大きな影響を与えた。

目次

クリシュナ

クリシュナは、『マハーバーラタ』の英雄で、大衆に親しまれ、ヴィシュ神の化身とも見なされた。

神の歌

『マハーバーラタ』に収められた「バガヴァッド・ギーター(神の歌)」と呼ばれる詩篇は、各自の義務の遂行と最高神への絶対帰依を説いたものであり、今日もヒンドゥー教徒に愛唱されている。

インドの正式名称

マハーとは、偉大な、バラータとは、バラータ国を意味しており、インドの正式名称はバーラトであるが、『マハーバーラタ』にちなんでつけられている。


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