世界史

五胡十六国|匈奴・羯・鮮卑・氐・羌の戦乱の世

五胡十六国 五胡十六国(304ー439年)は、匈奴による漢の建国から北魏の華北統一までに、華北で興亡した五湖の13国と漢人の3国の総称である。五胡とは、西晋の滅亡後に台頭した、匈奴・羯・鮮卑・氐・羌の5つの民族をいう。五胡の諸民族は、...
世界史

呉|三国時代に台頭した孫権の築いた国家,中国史

呉 呉(222~280)は、魏や蜀に続く三国の一つで、孫権によって江南に建国された。都は建業。豪族の争いで衰え、4代で晋に滅ぼされた。孫権は、長江下流域に拠っていた豪族の出身で、父や兄の跡を継ぐ形で、長江の地域一帯に強固な基盤をきずい...
世界史

三国時代|魏・蜀・呉が覇権を奪い合う三国志

三国時代 三国時代とは、後漢の滅亡に伴い、台頭した地方豪族の中で、それらをまとめあげた、魏(220~265)、蜀(221~263)、呉(222~280)の三国で覇権を争った時代である。中国各地で民衆の反乱が起こったが、後漢にはそれを平...
世界史

秦の始皇帝|春秋・戦国時代、中国を統一した覇者

秦の始皇帝 秦の始皇帝(~紀元前221年)は、秦の王に即位してから、おおよそ21年で中国全土を統一させた。圧倒的な軍事力と優れた統治力を背景に中国全土を500年の戦乱の世を終わらせた。しかし、統一後は、独裁者としての残酷性がすすみ、民...
世界史

戦国時代|裏切りと戦乱の時代[中国史]

戦国時代 戦国時代(前403~前221)は、春秋時代末期の晋の分裂から秦の統一までの時代をいう。実力主義と下剋上の時代で、周王朝の権威は失われ、単なる一諸侯の位置(前403~前221)を占めるにすぎなかった。有力諸侯は公然と王を称して...
日本史

卑弥呼|邪馬台国の女王,魏との外交戦略

卑弥呼 卑弥呼は3世紀初め頃、約30の小国を従えた邪馬台国連合国の女王である。15歳で女王になり、30代の働き盛りで後漢と通じ、老年の239年に魏との国交を開いて四度にわたって使者を送り、10年後に79歳前後で死亡した。しばしば魏に朝...
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