ねじ

工学

ボールねじ|基本と概要

ボールねじ ball screw ボールねじは、円弧状のねじ溝のおねじとナットの溝の間に多数の鋼球を入れて摩擦力を非常に小さくしたねじである。球が転がることで、効率よく直線運動することができる。また、小さなトルクを増幅して大きな運動を...
工学

丸ねじ|基本と概要

丸ねじ round thread 丸ねじとは、三頂と谷底の丸みが非常に大きいのが特徴で、薄板でつくられた電球の口金など、ごみや砂などが入りやすい部分のねじに用いられる。 丸ねじ
工学

のこ歯ねじ|基本と概要

のこ歯ねじ buttress thread のこ歯ねじとは角ねじと三角ねじを組み合わせたねじである。ねじ山がのこ歯状になっており、一方向に大きな力が作用するジャッキなどに用いられる。大きな力が働く方向には摩擦力が小さくなるという角ねじ...
工学

角ねじ|規格

角ねじ square thread 角ねじとは、ねじ山の断面が長方形(正方形)のねじで、三角ねじに比べて摩擦抵抗が小さく効率も良い。ねじプレス、万力、ジャッキなど、大きな力が働く機械に用いられる。力を軸方向に押す力を発生する装置として...
工学

管用ねじ|パイプをつなぐときに用いられるねじ

管用ねじ parallelthread 管用ねじは、管(パイプ)・弁や油圧・空気圧ユニット、機械部品・電気部品などと管(パイプ)をつなぐときに用いられるねじである。管自身にねじを加工する構成のため、シール剤以外の部品を必要としない構造...
工学

一般メートルねじ

一般メートルねじ 一般メートルねじとは、ねじ山のねじ角度が60°で、ねじ寸法が下記のJIS規格を満たしたmm単位のねじのことをいう。もっとも知られているねじである。並目と細目があり、通常は並目が用いられる。 並目...
工学

結合要素|ねじ、ピン、リベットなどの機械要素

結合要素 結合要素とは、機械を構成するそれぞれの部品をつなぎ、止める要素である。ねじ、ピン、リベットがその代表で、あらゆる機械で利用されている。その機械の機能・用途に適した結合要素を選択・設計し、その機械の信頼性や生産性を高める必要が...
工学

ねじの強度区分

ねじの強度区分 ねじの強度区分とは、おねじ(とそれに対応するめねじ)の機械的性質を分けている目安である。ねじには、想定の付加に耐えうる強度を持っている必要があり、その計算がねじの破損の原因となる。強度区分は、3.6、4.6、4.8、5...
工学

締め付けトルク|ねじをいかなる力で締めるか

締付トルク ねじは、物と物とを結合することができる機械要素であり、ドライバ、スパナ、レンチなどの工具で回すだけで取付けや取外しができる点で非常に優れている。しかし、その容易さゆえに振動や引張力などに弱く、適切な大きさや数、締付トルクを...
工学

ねじの機能|締結のほか、密封、引っ張り・押し出しなど

ねじの機能 ねじは、しばしば、ものとものをつなぐ、締結(結合)の機能で使われることがおおい。そのほか、ものの位置を決めたり、蓋として利用したり、引っ張り・押し出しなどで利用できる。様々な場面で使われているため、ねじの機能を知っておく必...
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