ねじ

工学

ねじの引張強さ|ねじの径をどうするべきか

ねじの引張強さ ねじの引張強さは下記のように求めることができる。引張力によるねじの破断は大きな事故につながるため、特に安全率は重要である。ただし、ねじは山と谷でできており、その断面積は径とは異なるため下記を参考のこと。 ...
工学

研削|硬い砥粒を利用して行う仕上げ加工

研削 研削とは、工作物より硬い砥粒を利用して行う加工方法で、工作物の表面を少ずつ削りとる加工方法である。主に狙いの寸法に追い込んだり、精度の高い表面粗さを出すために用いられる。加工精度を求める仕上げ加工に行われることが多い。切削加工の...
工学

ねじの材料

ねじの材料 ねじの材料は鉄鋼やステンレスが主に使われる。大型の機械や装置には多くのねじを使用する分、軽い素材であるチタン合金やアルミニウム合金などが使われるが、いずれも高価なため重要な箇所にのみ使われる。 鉄鋼 ...
工学

ねじ径|ねじやボルトの太さを求める

ねじ径 ねじ径とは、ねじの軸の太さ(おねじの外径)のことをいう。ねじでの締結部分には垂直方向に引っ張るような力(引張荷重)が加わったり、ねじり方向の力(ねじり荷重)や横方向にせん断する力(せん断荷重)が加わる。そのためそれぞれの力に対...
工学

ダブルナット

ダブルナット(ロックナット) ダブルナット(ロックナット)とは、ねじのゆるみ防止対策のため、二つのナットを重ねてしめる方法である。一般に下のナットを薄いナット、上のナットを厚いものを使うが、部品点数を減らすため同じナットを使うことも多...
工学

ねじの締め付け力

ねじの締め付け力 ねじを締め付けるとき、ねじの軸に力が働く。 ねじの締め付け力 ねじの締め付け力は下記で計算できる。 ねじの締め付け力の計算 M20のねじを鋼板に締め付けるとき、...
工学

ねじのゆるみ防止

ねじのゆるみ防止対策 ねじやナットは、ネジ山の接触面積により、摩擦力で止めているが、振動や衝撃により、ゆるむことがある。ねじのゆるみは、大きな事故につながるため、その対策は機械・建設分野において重要なテーマである。ねじは、回して摩擦だ...
工学

タッピンねじ|ネジ穴いらずのねじ込みねじ

タッピンねじ tapping screw タッピンねじとは、下穴を持たず直接ねじをねじ込んでいくねじである。めねじの加工が必要ないため、組立作業の能率が上がる。家電などの樹脂材、薄い鋼板、アルミニウム材などに用いられる。木材には、木ね...
工学

止めねじ|機械部品の回転や滑りをとめるためのねじ

止めねじ set screw 止めねじとは、セットビスとも呼ばれ、機械部品の回転や滑りをとめるため、ねじを押し込んで部品を固定するために使われるねじである。頭の形状はすりわり付き、六角穴付き、四角頭などがあり、ねじ先の形状は平先、とが...
工学

小ねじ|ドライバーで回す小さなねじ

小ねじ 小ねじとは、外径の小さい頭付きのねじで、大きな力が加わらない部品の締付けに用いられる。小さいボルトの代わりに用いられることが多く、M1 -M8が主流である。頭には、ねじをまわすための十字穴(プラスドライバ用)や、すりわり(マイ...
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