幾何公差

工学

データムターゲット|幾何公差,データム

データムターゲット データムターゲットとは、再現性を明確にするため、その製品の凸凹面や測定者の測定誤差の影響を最小化するため、面や線などから部分的に指示することをいう。点、線、円領域、四角領域をターゲットとして指定し、そこからの幾何公...
工学

公差設計|適切な公差を設計に反映させる

公差設計 公差設計とは、設計の中で公差設計の分野をいい、求める機械的性質、加工やコストを十分に意識して、目標を達成しうる適切な公差を設計することである。適切な公差を設計し、製造工程に正確に伝え、目標とする機械的性質を得て、製造したい製...
工学

きさげ加工|熟練された職人による手作業の金属加工

きさげ加工 きさげ加工とは、熟練された職人による手作業の金属加工で、機械加工の精度を超えてμmレベルの精度を目指す加工方法である。通常、木材をノミで削るようにキサゲ(スクレーパ)という工具で金属の表面を削りとる。職人それぞれのノウハウ...
工学

対称度|対称性を指示する幾何公差

対称度 対称度とは、データムを基準として、どの程度、対称の位置関係にあるかを指示する幾何公差である。 JIS 対称度とは、データム軸直線またはデータム中心平面に関してたがいに対称であるべき形体の対...
工学

平面度|平面の具合を示す幾何公差

平面度 平面度(Flatness)とは、平面の具合を指す幾何公差である。JISでは、「平面形体の幾何学的に正しい平面からの狂いの大きさ」(JIS B 0621)と規定されている。データムを必要としない、形状公差の一つである。 ...
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平行度|平行を表す幾何公差

平行度 平行度とは、データムと呼ばれる基準に対して、どの程度平行であるかを示す幾何公差である。直線あるいは平面において示される。直角度・傾斜度とともに姿勢公差の一つである。平行度の精度を確保ため、基準となるデータム平面の平面度も求めら...
工学

直角度|直角の度合いを示す幾何公差

直角度 直角度(Perpendicularity)とは、直角の度合いを示す幾何公差のひとつである。姿勢公差でデータムは必要とする。JISでは、データム直線またはデータム平面に対して直角な幾何学的直線または幾何学的平面からの直角であるべ...
工学

傾斜度|角度を規制する幾何公差

傾斜度 傾斜度(Angularity)とは、角度の正確さを示した幾何公差であり、JISでは、データム直線またはデータム平面に対して理論的に正確な角度をもつ幾何学的直線または幾何学的平面からの理論的に正確な角度を持つべき直線形体または平...
工学

円周振れ|軸に対した振れ公差

円周振れ 円周振れとは軸ものの部品に適用される振れ公差で、任意の断面を2次元的に規制する幾何公差である。(3次元的に規制する幾何公差は、全振れ公差である。) JIS 円周振れとは、データム軸直線を軸...
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位置度|位置を規定した幾何公差

位置度 位置度(Position)とは、位置を規定した幾何公差でもっとも頻度が高い位置公差の一つである。JISでは、データムまたはほかの形体に関連して定められた理論的に正確な位置からの点、直線形体または平面形体の狂いの大きさと規定され...
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