倫理

教育学

ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチ|教育学

ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチ J.H.Pestalozzi ペスタロッチ(1746~1827)は、スイスの教育学者・教育家である。シュタンツ、イベルドン孤児院の学長を務めた。主著『隠者の夕暮』(1780)『立法と嬰児殺し』(178...
哲学

『実践理性批判』カント

『実践理性批判』(1788年)とは、人間の道徳的能力としての実践理性を検討したカントの倫理学・道徳論である。理性が立法した道徳法則にみずから従う、自律的で自由な主体としての人格について説かれる。 『純粋理性批判...
哲学

目的の国|カント

目的の国 目的の国とは、カントが理想とした道徳的共同体のこと。『道徳形而上学原論』で語られる。カントの「汝の人格ならびに他の人格における人間性を常に同時に目的として取り扱い、決して単に手段としてのみ取り扱わないよう行為せよ。」という理...
哲学

観想(テオリア)

観想(テオリア) theoria 観想(テオリア)とは、実用的な目的を離れ、真理を純粋に考察すること。セオリー(theory 理論)の語源である。 アリストテレスの観想(テオリア) アリストテレスにとって、知性・理...
哲学

自律|カント

自律 自律とは、他人から援助や支配を受けず,自らの行動や行為に対して、自らルールを設け、自分の意志に従って行動すること。 目次 カントの自律 『実践理性批判』カントからの引用 カントの自律 ...
哲学

幸福 エウダイモニアー|アリストテレス

幸福 エウダイモニアー アリストテレスは、幸福は人間の究極目的である、「人間的善とはなにか」を考察することを幸福(エウダイモニアー)と呼んだ。アリストテレスにとって最高の善とは幸福(エウダイモニアー)であるが、これは快楽を得ることでは...
人文科学

ヘーゲルの弁証法

ヘーゲル弁証法 歴史を垣間見ていると、一定の法則(思想の流れ)によって動いているように思われる。さて、思想は生きた連関の中にあり、そのひとつに触れれば、必ず全範囲が振動を起こす。そのように結合されているものが、世界の全体相であるといえ...
人文科学

新渡戸稲造|思想と哲学,武士道,国際連盟事務次長

新渡戸稲造 にとべいなぞう 1862~1933 新渡戸稲造は明治末期から昭和初期の教育者、農政学者。国際連盟事務次長として活躍するなど、国際平和のために献身した。主著は『武士道』。新渡戸は、明南部藩(岩手県)の武士の子として盛岡に生ま...
人文科学

デイヴィッド・ヒューム|思想と哲学

デイヴィッド・ヒューム  David Hume 1711-1776 ディヴィッド・ヒュームは、イギリス・スコットランドの哲学者である。主著は『人性論』。哲学的懐疑論を唱え、伝統的な因果関係説を否定した。経験論を徹底させ、あらゆる事物の...
哲学

道徳法則|カント

道徳法則 道徳法則とは、理性によって立てられた、普遍的な道徳の法則。道徳律ともいう。道 カントの道徳法則 カントは道徳法則が可能であるためには、自由を考えなければならないとした。そして、自由な人格の世界として我々が日常...
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