工学 逆カルノーサイクル|冷凍機やヒートポンプ 逆カルノーサイクル 逆カルノーサイクルとは、カルノーサイクルを逆に回したサイクルで、低温の熱源から高温の熱源に熱を移動させるサイクルである。工学的には冷凍機およびヒートポンプに利用される。逆サイクルは、熱機関と逆サイクルとなるため、外... 工学物理学
工学 オットーサイクル|ガソリンエンジンの基本サイクル オットーサイクル オットーサイクルとは、ドイツのオットーにより創案されたガソリンエンジンなど火花点火式内燃機関の基本サイクルで、上死点で等容的に受熱することが特徴である。作動流体の加熱および放熱が同じ容積のもとで行われることから等容... 工学物理学
工学 エントロピー|乱雑さの度合い エントロピー エントロピーとは、en と「変化」を意味するギリシア語の tropy を合わせた言葉で、分子の乱雑さを示している。熱力学では、加えられる熱量に対して、そのときの温度Tで割ったものと定義される。単位。ドイツの理論物理学者で... 工学物理学
工学 サバテサイクル|高速ディーゼルエンジンの二段階燃焼 サバテサイクル サバテサイクル(複合サイクル、合成サイクル)とは、サバテの提唱によるサイクルで、定圧および定容の両サイクルを組み合わせたサイクルである。高速で回転する高速ディーゼルエンジンに利用されている。高速ディーゼルエンジンでは... 工学物理学
工学 再熱サイクル 再熱サイクル 再熱サイクルとは、ランキンサイクルの応用したサイクルである。ランキンサイクルでは、タービン入口の温度を上げるほど熱効率が高くなるが、上げるのも限度がある。そのため、再熱サイクルでは、タービンでの膨張を途中で止めて蒸気を取... 工学物理学
工学 カルノーサイクル|カルノーによって考案されたサイクル カルノーサイクル カルノーサイクルとは、フランスのカルノーによって考案された高温熱源から熱エネルギーを得て、その一部から仕事を行い、残りの熱を低温熱源に戻す、という熱機関のサイクルである。ただし、等温変化で受熱と排熱をするため、カルノ... 工学物理学
工学 スターリングサイクル|外燃式ピストンエンジンのガスサイクル スターリングサイクル スターリングサイクルは、外燃式ピストンエンジンに適用されるガスサイクルである。シリンダ内の作動ガスを外部から加熱・冷却することで圧縮させ、仕事を得ているサイクルモデルである。外燃機関であることから熱源の多様性、排... 工学物理学
工学 ディーゼルサイクル|ディーゼルエンジンの基本サイクル ディーゼルサイクル ディーゼルサイクルとは、ディーゼルの創意による圧縮着火式内燃機関の基本サイクルで、中低速で回転するディーゼルエンジンの基本サイクルである。上死点で燃料を供給し、膨張しながら等圧で受熱することが特徴である。一般にデ... 工学
工学 ブレイトンサイクル|ガスタービンに使われる理想サイクル ブレイトンサイクル(Brayton cycle) ブレイトンサイクルとは、発電所で使われいてるガスタービンに使われる理想サイクルで、等圧で受熱と排熱(断熱圧縮、等圧加熱、断熱膨張、等圧冷却)が特徴である。 気体を圧縮し熱エネルギー... 工学政治学物理学
工学 ランキンサイクル|蒸気原動機を理想化したサイクル ランキンサイクル ランキンサイクルとは、蒸気原動機を理想化して表したもので、等圧加熱、断熱膨張、等圧冷却、断熱圧縮の4つの可逆過程から構成されている熱機関である。水と蒸気の間の相変化による作動物質の状態変化を利用して、力学的仕事を取り... 工学物理学