工学 サイクル|熱エネルギーを力学エネルギーに変える サイクル サイクルとは、熱力学の用語で、ある1つの状態から出発し、再びその状態に戻るような1回りの状態変化をサイクルという。サイクルでは体系が外部にした仕事と吸収した熱量は等しくなる。 熱機関 サイクルを元に熱... 2023.03.22 工学物理学
工学 ブレイトンサイクル|ガスタービンに使われる理想サイクル ブレイトンサイクル(Brayton cycle) ブレイトンサイクルとは、発電所で使われいてるガスタービンに使われる理想サイクルで、等圧で受熱と排熱(断熱圧縮、等圧加熱、断熱膨張、等圧冷却)が特徴である。 気体を圧縮し熱エネルギー... 2021.10.23 工学政治学物理学
工学 ランキンサイクル|蒸気原動機を理想化したサイクル ランキンサイクル ランキンサイクルとは、蒸気原動機を理想化して表したもので、等圧加熱、断熱膨張、等圧冷却、断熱圧縮の4つの可逆過程から構成されている熱機関である。水と蒸気の間の相変化による作動物質の状態変化を利用して、力学的仕事を取り... 2021.10.23 工学
工学 サバテサイクル|高速ディーゼルエンジンの二段階燃焼 サバテサイクル サバテサイクル(複合サイクル、合成サイクル)とは、サバテの提唱によるサイクルで、定圧および定容の両サイクルを組み合わせたサイクルである。高速で回転する高速ディーゼルエンジンに利用されている。高速ディーゼルエンジンでは... 2021.10.23 工学物理学
工学 エントロピー|乱雑さの度合い エントロピー entropy エントロピーとは、en と「変化」を意味するギリシア語の tropy を合わせた言葉で、分子の乱雑さを示している。熱力学では、加えられる熱量に対して、そのときの温度Tで割ったものと定義される。単位。ドイツ... 2021.10.18 工学物理学
工学 再生サイクル|ランキンサイクルの応用 再生サイクル 再生サイクルとは、ランキンサイクルを応用したサイクルである。ランキンサイクルでは、効率を高めるため、入口の温度を上げる必要があるが、熱量の負荷が大きい。そのためタービンで膨張している途中の蒸気を取り出してからボイラへの給... 2021.10.23 工学物理学
工学 蒸気圧縮式冷凍サイクル|逆カルノーサイクルの応用 蒸気圧縮式冷凍サイクル 蒸気圧縮式冷凍サイクルは逆カルノーサイクルを利用することで冷凍する理想サイクルである。圧縮機、疑縮器、膨張弁、蒸発器で構成されている。 エンタルピー 蒸気圧縮式冷凍サイクル... 2021.10.23 工学物理学
工学 カルノーサイクル|カルノーが考案した熱機関サイクル カルノーサイクル Carnot cycle カルノーサイクルとは、フランスのカルノー(Nicolas Leonard Sadi Carnot)によって考案された、高温熱源から熱エネルギーを得て、その一部から仕事を行い、残りの熱を低温熱... 2021.10.17 工学物理学
工学 オットーサイクル|ガソリンエンジンの基本サイクル オットーサイクル Otto cycle オットーサイクルとは、ドイツのオットーにより創案されたガソリンエンジンなど火花点火式内燃機関の基本サイクルで、上死点で等容的に受熱することが特徴である。作動流体の加熱および放熱が同じ容積のもと... 2021.10.22 工学物理学
工学 逆カルノーサイクル|冷凍機やヒートポンプ 逆カルノーサイクル inverse Carnot cycle 逆カルノーサイクルとは、カルノーサイクルを逆に回したサイクルで、低温の熱源から高温の熱源を受け取り、高温熱源に熱を放出するサイクルである。工学的には吸熱をするためには冷凍機... 2021.10.23 工学物理学