日本史

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勧進能|興行として行われる大規模な能楽公演

勧進能勧進能とは、寺社の建立や修復などの費用を捻出することを目的として、一般の参詣者から見物料(奉加金)を徴収して開催された興行形式の能楽である。室町時代に定着し、江戸時代には幕府の公認を得て大規模な娯楽イベントへと発展した。本来は宗教的・...
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山鹿素行|古学,武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり

山鹿素行山鹿素行は江戸時代前期の会津若松の儒学者・兵学者。武士道を体系化したことで知られる。主著は『聖教要録』『山鹿五類』。朱子学を学びながらも、甲州流軍学をおさめ、歌道・神道・仏教も学び博識であった。おもに江戸で儒学・兵学を教えたが、この...
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貝原益軒|江戸初期の儒学者、養生訓の著者

貝原益軒江戸時代前期から中期にかけて活躍した儒学者、本草学者であり、また教育者としても広く知られる人物である。名は敦信(あつのぶ)、字(あざな)は子誠、通称は久兵衛といい、益軒(えきけん・えっけん)はその号である。寛永7年(1630年)に筑...
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戊午の密勅|井伊直弼

戊午の密勅戊午の密勅(ごごのみっちょく)とは、日米通商航海条約を結んだ幕府に対し、尊皇攘夷を目指す水戸藩士が幕府を介さず直接、朝廷から勅許をもらい、それを根拠に各藩を尊王攘夷に命じた。一方、幕府側の井伊直弼は朝廷の政治介入に激怒し、安政の大...
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石皿|穀物を磨り潰す古代の調理器具

石皿石皿とは、日本の先史時代、特に縄文時代において広く用いられた磨製石器の一種であり、主に堅果類や球根類などの植物性食料を粉砕・磨砕するための台座として機能した道具である。平らな自然石や加工された石材の表面を使い、磨石(すりいし)と呼ばれる...
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新選組(新撰組)|新選組の歴史とその誕生

新選組(新撰組)新選組は、1863年、近藤勇・土方歳三らが組織した浪士組。京都守護職の指揮下に置かれ、池田屋事件など攘夷派制圧に活動した。戊辰戦争で敗北する。剣客として山南敬助,沖田総司,永倉新八らが活躍した。目次新選組の略年局中法度試衛館...
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岩波文庫|真理は誰にでも開かれるべき古典の宝庫

岩波文庫岩波文庫は、1927年(昭和2年)7月10日に岩波書店によって創刊された日本初の教養主義的文庫レーベルである。ドイツのレクラム文庫を範にとり、古今東西の不朽の古典を安価かつ普及させることを目的として誕生した。創刊に際して発表された「...
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柄井川柳|江戸中期の選者、川柳の祖となる

柄井川柳柄井川柳(からい せんりゅう、1718年 - 1790年)は、江戸時代中期の選者であり、短詩文芸の一種である「川柳」の語源となった人物である。本名を柄井八右衛門、名を正道といい、江戸の浅草名主を務める傍ら、前句付(まえくづけ)の点者...
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火薬|文明を揺るがし戦術を変えた混合物

火薬火薬とは、急激な燃焼反応を通じて熱やガスを発生させ、その膨張力を利用して対象を破壊したり物体を推進させたりする物質の総称である。主に硝石(硝酸カリウム)、硫黄、木炭を混合した黒色火薬がその原点であり、古代中国での発明以降、軍事技術や土木...
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色絵花鳥文深鉢|華麗な色彩で花鳥を写した肥前磁器の傑作

色絵花鳥文深鉢色絵花鳥文深鉢(いろえかちょうもんふかばち)は、17世紀後半の日本で作られた磁器であり、肥前国(現在の佐賀県)の有田焼の中でも特に完成度が高い作品として知られている。江戸時代を代表するこの深鉢は、乳白色の美しい素地が特徴の「濁...