人文科学

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分析哲学|言語の分析の哲学,ラッセル,ウィトゲンシュタイン

分析哲学  Analytic philosophy分析哲学は現代の英米哲学で発展した20世紀の哲学運動。抽象的な観念によって思想体系を構築する従来の哲学を批判し、言語活動や哲学における命題を分析し、その命題が何を意味しているのかを明らかにす...
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カントの判断力批判

純粋理性批判と実践理性批判の対立の克服『純枠理性批判』と『実践理性批判』において、カントは一方に感性的世界を、他方に道徳的世界を対立させた。前者においては必然性が、後者においては目的が支配するが、このふたつは対立するものの、人間はこのふたつ...
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アリストテレスの霊魂論|心理学

アリストテレスの霊魂論アリストテレスによれれば、感覚作用は動物の中にある霊魂に関わるものであり、霊魂は生命とともに、感覚、記憶、理性、意思などとも関わると考えられていた。アリストテレスはプラトンの霊魂と肉体の二元論には反対する。霊魂は肉体と...
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寛容|ジョン・ロック,ヴォルテール

寛容 toleration寛容とは、自分と立場や見解の異なる者をも認め、たがいの立場を尊重しあうこと。トマス・モアは『ユートピア』で架空の国における寛容な宗教を描いた。ジョン・ロックの寛容ロックは、宗教的な独断や非寛容を批判し、自分の信仰に...
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エポケー(判断中止)|判断を差し控え、あるがままに受け入れる

エポケーエポケーは現象学の用語で、判断中止の意味で、事実についての判断を差し控え、事実をあるがままに受け入れることをいう。フッサールは、世界がそれ自体で実在するという日常的な自然的態度を反省し、世界の実在についての判断を括弧に入れて停止し、...
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ピコ・デラ・ミランドラ

ピコ・デラ・ミランドラ Giovanni Pico della Mirandola、1463.2.24 - 1494.11.17ルネサンスの哲学者、人文主義者。主著『人間の尊厳について』。イタリアのミランドラに領主の子として生まれる。諸国を...
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言語ゲーム|言語とそれが織りこまれた諸活動との総体

言語ゲーム言語ゲームとは、20世紀の哲学者、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインによって提唱された言語のありかたをあらわす概念であり、『論理哲学論考』においてみずから提唱した論理学を覆した。日常でなされる会話は、論理学が分析する言語のように明...
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自我|精神分析学

自我 ego自我とは、他人や外の世界から区別された自分の意識の活動といえる。私が私であること。自我は空間・時間的に変化する経験を自分の意識内で統一し、それらを自分の経験として受けとりえる主体的な存在である。青年期になると、自分の内側を強く意...
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レヴィナス|倫理と思想,全体性と無限

レヴィナス Emmanuel Lévinasレヴィナス(1906.1.12 - 1995.1225)はフランスの哲学者、倫理学者。主著は『全体と無限性』フッサールの現象学とハイデガーの存在論から学び、フランスに伝えた。ユダヤ人としてナチスド...
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中間者|パスカル

中間者パスカルは、人間を偉大さと悲惨さという相反する二面性を持つ中間者と考えた。人間は「考える葦」として宇宙のなによりも尊く偉大である反面、自然の前に無力であり、社交生活では倦怠と気晴らしに明け暮れ、政治権力の不正をとめることはできず、おろ...