中国思想

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楊朱|諸子百家と快楽思想

楊朱 ようしゅ 戦国初期楊朱とは、戦国初期に活躍した中国思想である。道家とされることが多い。当時、楊朱の利己主義や快楽思想が広まった。孟子は楊朱の快楽主義を「他人の髪の毛一本を抜くことすら拒む」徹底した利己主義として批判した。快楽主義人生は...
中国思想

王陽明|陽明学の創始者,心即理の説,致良知,知行合一,諸子百家

王陽明 おうようめい王陽明(1472-1528)は、明代の儒者で陽明学の開祖。名は守仁、字は伯安である。陽明洞に修養のための室を作ったことから陽明と呼ばれる。主著は『伝習録』で王陽明の言葉をまとめたものである。明のときの儒学者で、陽明学を創...
世界史

天|天に選ばれた天子による易姓革命,思想と宗教

天天は、古代中国の宗教・思想で、天が自然や人の運命を支配するという信仰のことである。天は人の上にある超越的な存在である。すべての人には天から天命とよばれる命令をうけており、天によって選ばれた君主は天子として国を統治する。天帝天帝(上帝)とは...
世界史

兵家|春秋戦国時代の戦術家,兵とは詭道なり

兵家兵家は戦略を説く学派で多くの兵法書がつくられた。戦術や戦略を研究して、一家をなした孫武・孫臏(そんぴん)・呉起らの兵法学者が現れた。また、戦国時代の七雄が抗争するなかで、政治的な外交戦略が展開された。(参考:孫子)兵法の必要性殷・周の時...
中国思想

孫子|兵法「戦わずして勝つ」

孫子春秋時代の末期、呉王闔廬に仕えた孫武が呉の戦争の教訓を元に体系的な軍事思想を記述した。孫武は厳格な軍令に基づく用兵術を持ち、呉王闔廬から実力を評価して、呉の将軍に採用された後、西方では強国の楚を破り、北方では晋や斉に圧力をかけ、その頭角...
世界史

冊封体制|中国による周辺諸国支配と国際秩序の形成

冊封体制冊封体制とは、中国の皇帝が、儒教思想をもとにして周辺諸国の支配者との間で形式上の君臣関係を結ぶことによって形成された国際秩序である。冊封体制は、周辺諸国の君主が中国皇帝に朝貢の使節を送り、それに対して中国の皇帝が位階(王・諸侯などの...
中国思想

伊藤仁斎|古義学,仁愛と誠,愛は実体のある心情から発する

伊藤仁斎 いとうじんさい伊藤仁斎(いとうじんさい 1627〜1705〉は寛永4年7月20日(1627年8月30日)から宝永2年3月12日(1705年4月5日)にかけて活動した、江戸時代前期の儒学者で、古義学派の祖である。主著は『語孟字義』『...
世界史

文化大革命|毛沢東に利用された悲しき知識人

文化大革命文化大革命とは、毛沢東と彼を支持する学生たちが起こした共産主義革命である。毛沢東の継続革命論に感化された知識層の学生らは紅衛兵と称して暴力的な革命を試みた。毛沢東に扇動された紅衛兵は毛沢東の政敵である共産党の幹部、役人・教師、地主...
世界史

李斯|秦の始皇帝の覇道を支えた法家,諸子百家

李斯李斯(?~前208)は、法家で秦の始皇帝に仕え、法家思想に基づく強硬策を進言して統一を完成させた学者である。諸子百家のひとりで韓非子とともに荀子に学んだ。統一後は丞相として権力をふるったが、秦国の2世皇帝胡亥の擁立し、のちに刑死した。韓...
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荘子|中国の思想家,胡蝶の夢,真人,無為自然,心斎,坐忘

荘子 そうし BC4世紀頃荘子(荘周そうしゅう)。姓は荘、名は周、字は子休という。出生不詳だがBC4世紀ごろ、孟子と時期に宋の国の蒙(もう)(現在の河南省)で活躍したと考えられている。蒙の漆園の番人をしていた。ちなみに彼の友人である恵施も宋...