心理学

人文科学

自我|精神分析学

自我 ego 自我とは、他人や外の世界から区別された自分の意識の活動といえる。私が私であること。自我は空間・時間的に変化する経験を自分の意識内で統一し、それらを自分の経験として受けとりえる主体的な存在である。青年期になると、自分の内側...
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アイデンティティ|自己同一性,エリクソン,青年期,セルフエスティーム

アイデンティティ (自己同一性) identity アイデンティティ(自我同一性・自己同一性・主体性)。私が私であること。アイデンティティとは、自分が何者であるかを知り、自分が自分であることを確信すること。共同体(集団、他者)と共有さ...
心理学

モラトリアム人間|小此木啓吾,青年期

モラトリアム人間 小此木啓吾が提言した用語。年齢では大人の仲間入りをするべき時に達していながら、自己形成の状態にとどまり、既成の大人社会に同化できないでいる人間である。本来は青年だけに限った意味をもつが、各年代、階層の現代人のなかには...
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通過儀礼(イニシエーション)|教育学,民俗学,日本

通過儀礼(イニシエーション) initiation フランスの人類・民俗学者 A.ファン・ヘネップの提唱した用語。通過儀礼(イニシエーション)とは、誕生・成人・結婚・死亡など、人生の重要な節目や区切りに行われる儀礼をいう。 人生儀礼(...
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小此木啓吾|精神分析学,心理学

小此木啓吾 おこのぎけいご1930~2004 小此木啓吾は、精神分析学者・心理学者である。主著『モラトリアム人間の時代』『モラトリアム人間の心理構造』。日本の医学者、精神科医、精神分析家。元慶應義塾大学環境情報学部教授。元東京国際大...
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モラトリアム|心理学,教育学,精神分析学

モラトリアム(精神分析学) moratorium E.H.エリクソンの提案した精神分析学の用語。青年期にはそれまで親の保護の下の一定のルールの中から抜け出し、未来の可能性の中から自分の進路を選択していかなければならない。職業や結婚など...
心理学

発達課題

発達課題 発達課題とは、人間が幼児期から成人期へと成長していく発達段階において、次の段階へ成長していくために達成するべき課題。エリクソンによれば、青年期の発達課題は、「自分とは何か」という問いに答えて、自分のアイデンティティ(自我同一...
心理学

第一次性徴

第一次性徴 第一次性徴とは、生まれてすぐ分かる男女の性器にみられる特徴(男性の精巣や陰茎、女性の子宮、卵巣や外性器)をいう。(これに対し、思春期になってあらわれる、性器以外の身体の各部分にみられる男女の特徴を第二次性徴という。) ...
心理学

発達段階と発達期間

発達段階 発達段階とは、人間が幼児から成人へと発達する過程を、いくつかの段階に分類したもの。エリクソンは、人生を八つの発達段階に分けたライフサイクル(人生周期)を説き、乳晃期·幼晃期·见童期·学童期·青年期·成人期・壮年期・老年期に区...
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ウィリアム・ジェイムズ|プラグマティズム,泣くから悲しいのだ

ウィリアム・ジェイムズ William James 1842年1月11日 - 1910年8月26日 ウィリアム・ジェイムズはアメリカの心理学者・哲学者。主著『心理学原理』『プラグマティズム』『宗教経験の諸相』。心理学では、「我々は...
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