宗教

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ヴァスバンドウ(世親)|心の本質を探究する大乗仏教思想

ヴァスバンドウ(世親)ヴァスバンドウ(世親)は、4世紀から5世紀ごろにかけて活躍した大乗仏教の思想家・学僧である。アサンガの実弟で兄とともに唯識の思想を確立し、大乗仏教の多くの著作や注釈を著した。サンスクリット語ではVasubandhuと表...
世界史

朱子学|中国儒学を基礎とする道徳体系観

朱子学朱子学は、中国の宋代に朱熹(しゅき)が大成した儒学の一派である。従来の儒学思想を再解釈し、「理気二元論」を軸に体系化した点が特徴的とされる。宋学とも称され、孔子や孟子の思想を継承しつつも、宇宙万物に内在する「理(ことわり)」の概念を深...
宗教

最澄|天台宗一乗思想,国宝とは何物であるか。

最澄最澄は日本天台宗の開祖で、空海とともに平安仏教を代表する僧である。死後、伝教大師とおくり名された。主著は『顕戒論』『山家学生式』。近江国滋賀郡(滋賀県近江市)に生まれ、渡来人の家系であったと伝えられている。13歳の時、近江国分寺に入り、...
世界史

対抗宗教改革(カトリック改革)|イエズス会

対抗宗教改革(カトリック改革)対抗宗教改革(カトリック改革)とは、16〜17世紀にローマ=カトリック教会が行った改革運動。カトリックの教義を守って内部の規律を正し、イエズス会などをはじめ修道会を設置し、海外布教などを行ってカトリックを広めた...
世界史

後漢|ローマ帝国へ、シルクロードを生んだ中国王朝

後漢後漢は、新を倒した劉秀が再建した漢王朝である。都は洛陽におかれ、東漢とも呼ばれる。後漢は、家族連合政権の性格を持ち、前半は政治的に安定し、後半は積極的な政策を行い、西域経営を進め、シルクロードと呼ばれる、西側との交易の道を確立した。2世...
世界史

後ウマイヤ朝|ウマイヤ朝による対アッバース朝の王国

後ウマイヤ朝後ウマイヤ朝は、ウマイヤ朝の一族がイベリア半島にのがれ、アッバース朝に対抗して建てた王朝である。イスラム帝国の最初の政治的分裂となった。10世紀のブド=アッラフマーン3世の頃が全盛であったが、その後内紛で衰退し、イスラム系諸小王...
世界史

信仰義認説 | ルター

信仰義認説信仰義認説とは、ルターが提唱した、人間は救い主である神への信仰によってのみ義とされるとする説。プロテスタンティズムの根本思想となり伝統や形式を重んじるカトリック教会に対しての批判が込められてる。神の義(正しい)とは、聖書に示された...
宗教

シャーマニズム|古来霊との交信に基づく伝統宗教観

シャーマニズム伝統社会において、霊的存在との交信や自然との融合を重視する宗教的実践の総称として活発に研究が行われてきたのがシャーマニズムである。世界各地の先住民文化や部族社会では、古代から精霊や祖先崇拝が存在し、そこで中心的役割を担うのがシ...
世界史

贖宥状(免罪符)|カトリック教会の腐敗と宗教革命

贖宥状(免罪符)贖宥状(免罪符)とは、信者の犯した罪に対する罰を免除すると信じられていたローマ=カトリック教会が発行した証書である。御札。贖宥とは、信者みずからが犯した罪を償うことを免除すること、つまり罰を受けることを赦免することである。キ...
世界史

正統カリフ|ムハンマドから4代続いたカリフのイスラム帝国

正統カリフ正統カリフ(632~661)は、ムハンマドの死後、選挙制によって選出された初代から4代までのカリフの時代である。アブー=バクル、ウマル、ウスマーン、アリーの4人であった。正統派カリフの時代に、アラビア半島の支配を確立し、さらにササ...