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世界史

万能人|ルネサンス

万能人(普遍人) uomo universale 万能人とは、ルネサンスの理想の人間像で、芸術・技術・科学など、あらゆる分野で才能を発揮する人を指す。人間の主体性を尊重する精神から、自己の才能を多様な方向に無限に発揮する人間が求められ...
人文科学

ヒューマニズム(人文主義)|ルネサンス,他

ヒューマニズム(人文主義) Humanism ヒューマニズムは、一般には、人間性を尊重し、これを束縛し抑圧するものから人間を解放する思想を指す。ラテン語のフマニタス (humanitas 人間性・教養)が語源。一般的に、人間性の尊重と...
世界史

ルネサンス|神の文化からの個人の解放

ルネサンス Renaissance ルネサンスは(Renaissance)、再生・復活という意味で、14世紀から16世紀にかけてイタリアを中心におこり、ヨーロッパ各地に広がった。中世ヨーロッパの教会を中心とした思想から、ギリシア・ロー...
人文科学

アリストパネス|ギリシアの喜劇作家

アリストパネス Aristophanes 前445頃 ~ 前385頃 アリストパネスはギリシアの喜劇作家。ペロポネソス戦争の頃に活躍し、時代への鋭い風刺を含む滑稽な作品を書いた。代表作に女性の立場から戦争の愚かさを批判した『平和』、ソ...
哲学

ソポクレス|ギリシア悲劇

ソポクレス Sophokles 前496〜前406 ソポクレスはアイスキュロスやエウリピデスに並ぶギリシア三大悲劇作家の一人。主著は、『アンティゴネー』、『オイディプス王』。古典的な悲劇の完成者とされる。古代ギリシアの伝説を題材に神の...
哲学

エウリピデス|古代ギリシアの悲劇詩人,世界史

エウリピデス Euripides 前485〜前406 エウリピデスは、アイスキュロス、ソポクレスに並ぶギリシア三大悲劇作家の一人である。神話や伝説を題材としながらも、人間の生き方や心理を写実的な迫力をもって描き、伝統になじまない新しい...
哲学

『政治学』アリストテレス

『政治学』アリストテレス アリストテレスの著作(講義録)で、ポリスにふさわしい政治制度について考察したもの。「人間はポリス的動物である」と定義され、ポリスは人間の生存に必要な条件を完全に満たす自足的な共同体とされる。また、さまざまな政...
哲学

『ニコマコス倫理学』アリストテレス

『ニコマコス倫理学』アリストテレス アリストテレスの 著作(講義録)で、さまざまな知性的徳と倫理的徳(習性的徳)を分類し、徳をそなえた人間の本来の生き方について説いた倫理学の主著である。その名はこの本を編集したとされる息子のニコマコス...
哲学

思慮 (フロネーシス)|アリストテレス

思慮 (フロネーシス)phronesis アリストテレスが説いた知性的徳の一つ。実践知とも訳される。善悪を分別し、行動や態度の適切さを判断する実践的な能力で、学問的知識(エピステーメー)、知恵(ソピアー)、知性(ヌース)に分けられる。...
哲学

『形面上学』アリストテレス

『形面上学』アリストテレス アリストテレスの哲学的な主著(講義録)。「形面上」とは形のあるものをこえたものという意味である。もともとはアリストテレスの著作の編集に際して、この著作が『自然学』(フィジカ)の後 (メタ)に置かれたことから...
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