止め輪
止め輪とは、軸または穴に切削された溝に止め輪を変形させはめ込み、そのばね性を生かして挿入された部品の抜け止め固定する機械要素である。E形止め輪、C形止め輪、同心止め輪がある。
止め輪の種類
止め輪はC形とE形、同心の止め輪がある。
E形止め輪
E形止め輪は、軽スラスト用の止め輪である。
C形止め輪
C形はペンチ式の手工具ではめ込む。ゆるいテーパスリープを利用して、自動化することができる。軸用と穴用がある。
スペーサの利用
相手部品に大きな面取り、丸みがあるときは簡単に外れるため、面取りのないスペーサを挿入して外れるのを防止する。