摩擦クラッチ

摩擦クラッチ

摩擦クラッチとは、原動側と従動側に取りつけた摩擦板を押しつけて接触させ、その摩擦力によって動力を伝えるクラッチである。摩擦クラッチは、最初は衝撃がなくなめらかに回転するが、摩擦力によって徐々に従動軸が加速し、両軸が一体となって回転する。また、過大な負荷に対しては、摩擦面が滑って安全装置の役割を担う。円板クラッチ、円すいクラッチ、電磁摩擦クラッチなどがある。

円板クラッチ

円板クラッチは円板がついたクラッチで外部面を摩擦面として摩擦力を効果的に働かせる。

円板クラッチの伝達トルク

円すいクラッチ

円すいクラッチとは、接触面が10～15°で傾いている円すい状のクラッチである。円クラッチのFに加え、その傾いている面に直角に力F1が加わる。

電磁摩擦クラッチ

電磁摩擦クラッチとは、電磁によって行われるクラッチである。